「GST再導入は時期尚早」首相が貧困層に重荷との見解
アンワル首相は、現時点で物品・サービス税(GST)を再導入することは不適切であり 2025年7月3日 【マレーシア最新ニュース】 「GST再導入は時期尚早」首相が貧困層に重荷との見解 アンワル・イブラヒム首相は、現時点で物品・サービス税(GST)を再導入することは不適切であり、貧困層を含む全ての国民に負担を強いることになるとして、現時点で実施する考えのないことを改めて強調した。 アンワル首相は15日、ペラ州で開催された国民参加型イベントの閉会式で演説し、GSTは一律6%の広範な課税であることから、漁師や小規模農家、清掃員など所得の低い人々にも平等に課税される点を問題視。「GSTは効率的で単純な仕組みだが、失業者や貧困層にも6%の税が課されるのは公正とはいえない」としたうえで、野党がGSTの導入を主張していることについても、「経済状況が改善し、最低賃金が月額4,000リンギを超えるようになれば再検討の余地はあるが、今はその時期ではない」と述べた。 政府は現在、特定の商品に絞って課税する売上・サービス税(SST)制度を継続しており、特に高所得者層が消費する高級輸入品に焦点を当てている。アンワル首相は「地元産のバナナには課税しないが、アボカドやタラのような高価な輸入果物・魚介類には課税している」と説明。これにより得られる税収は、病院や学校、国防といった国民全体に恩恵をもたらすインフラ整備に充てられていると述べた。 さらにアンワル首相は、政府の税収は単に行政運営費に充てるだけでなく、国民生活の向上を目指した開発・福祉政策に活用していると強調。一方でSST制度には改善の余地があることも認め、「政府は国益の観点から、制度の見直しや強化について常に前向きだ」と述べた。 https://hellomalaysia.com.my/news-230517−003https://hellomalaysia.com.my/news-230510-002 提供:ASIA INFONET asiainfonet.com #マレーシア #マレーシアニュース #マレーシア現地情報 #日本語情報誌 #在マレーシア日本大使館#マレーシア企業#ASEAN#ハローマレーシア #パノーラ #アンワル・イブラヒム首相#GST#物品・サービス税#helloomalaysia #Malaysia#KL#ASEAN#KualaLumpur #マレーシア情報 #マレーシアグルメ #マレーシアフリーペーパー マレーシアの最新ニュース LATEST NEWS その他のニュース OTHER NEWS ベーカリーの韓トゥレジュール、サンウェイピラミッドに1号店 2025年6月18日 韓国の大手ベーカリーチェーン「トゥレジュール」の「サンウェイ・ピラミッド」にオープンした。… ECCO GOLF、新コレクション「Not My Day Collection」発売 2025年6月17日 スコアが振るわない日も、ゴルフをスタイリッシュに楽しもう!ECCO… 大阪・関西万博で、総額80億リンギ相当の潜在的投資を確保 2025年6月17日 ユソフ副首相は、大阪・関西万博開催2カ月で、総額80億リンギ相当の潜在的投資を確保したと発表した。… AI推進のための機構「AIマレーシア」発足、技術革新を推進 2025年6月16日 ASEANビジネス諮問委員会マレーシア支部の主導になる人工知能(AI)推進のための機構「AIマレーシア」が5月30日、発足した。… オンライン求人広告、24年第1四半期は前期比12.5%減 2025年6月13日 統計局によると、2024年第1四半期にオンライン広告で掲載された求人数は前年同期比85.4%増、前期比12.5%減の39万2,054件だった。… バティック エア、7月28日にスバン―バンコク直行便を就航 2025年6月12日 バティック・エアは、スバン空港とバンコク・ドンムアン(タイ)を結ぶ直行便の運航を7月28日に開始すると発表した。… その他のニュース
