原子力発電所建設、30年までは決定せず=ファディラ副首相
ファディラ副首相兼エネルギー移行・水利転換相は、原子力発電所の開発の決定は2030年以降になると表明した。 2025年8月15日 【マレーシア最新ニュース】 原子力発電所建設、30年までは決定せず=ファディラ副首相 ファディラ・ユソフ副首相兼エネルギー移行・水利転換相は6日、原子力発電所の開発の決定は2030年以降になると表明した。 MBSB主催の「グリーンエネルギー転換の推進」イベントで講演したファディラ氏は、国際条約、国内規制、人材要件など、必要な枠組みをすべて検討するため原子力専門の組織(NPO)を設立したが、政府はまだ原子力発電所の建設を正式決定していないと言明。決定は2030年以降、規制や技術など全体を検討した後に下されるだろうと述べた。 ファディラ氏は、今後のあらゆる決定において国民の受容性、安全性、そして環境への配慮が中心となると言明。「国民の受容があって初めて、実施が可能になる。安全性、社会福祉、環境などあらゆる側面を考慮する必要がある」とし、原子力に関するあらゆる決定において安全性とセキュリティは譲らない考えを示した。 ファディラ氏はまた、マレーシアが将来原子力発電プロジェクトを進めることを決定した場合、現在海外に駐在しているマレーシア人の原子力専門家を呼び戻す意向を示した。 政府は7月31日に発表された第13次マレーシア計画(13MP、対象期間2026ー30年)で、2031年までに原子力発電を開始し、国のエネルギーミックスの一部に組み込むことを目指す方針を明らかにした。 https://hellomalaysia.com.my/news-230517−003https://hellomalaysia.com.my/news-230510-002 提供:ASIA INFONET asiainfonet.com #マレーシア #マレーシアニュース #マレーシア現地情報 #日本語情報誌 #在マレーシア日本大使館#マレーシア企業#ASEAN#ハローマレーシア #パノーラ #原子力発電#グリーンエネルギー#第13次マレーシア計画#helloomalaysia #Malaysia#KL#ASEAN#KualaLumpur #マレーシア情報 #マレーシアグルメ #マレーシアフリーペーパー マレーシアの最新ニュース LATEST NEWS その他のニュース OTHER NEWS ファイアフライ、ジェット機の国内線をスバンからKLIA1へ移転 2025年8月8日 マレーシア高等教育省は、大阪万博で開催された「高等教育週間」を通じ、31件の覚書が締結されたと発表。… 大阪万博で日馬の大学などが31件の覚書を締結=高等教育省 2025年8月7日 マレーシア高等教育省は、大阪万博で開催された「高等教育週間」を通じ、31件の覚書が締結されたと発表。… 衣料ブランド「アース ミュージック」のマレーシア1号店が開業 2025年8月6日 「earth… マレーシアの99%がデジタル決済に前向き=マスターカード調査 2025年8月5日 マレーシアの消費者の6割が現金やカードなどの従来の決済手段よりも、デジタル決済を好んでおり、… ジョホールバルの住宅価格が高騰、経済特区が弾み 2025年8月4日 ジョホールバルの住宅価格が高騰している。… RON95補助金合理化の実施を延期=ファーミ通信相 2025年8月1日 通信相は、レギュラーガソリン「RON95」の補助金合理化を延期し、更なる微調整を行うと述べた。… その他のニュース