条件付き行動制限令（CMCO）施行期間において標準業務手順（SOP）を厳守していなかったとして、逮捕者が相次いでいる。
　クアラルンプール（KL）の警察は、2日間で126人に罰金を科したことを明らかにした。マズラン・ラジム警察署長によると26日、チェラスのモールに入居する2店のレストランにいた地元住民40人（男性26人、女性14人）をチェラスの警察本部に連行。「2020年感染症予防管理法」規定15条に基づき40人に罰金を科した。また同じくチェラスモールに入居する別の店で34人（男性26人、女性8人）、モントキアラの店で23人（男性21人、女性2人）をCMCOおよびSOPの規則に違反したとして罰金を科した。
　ペラ州イポーでは2店のパブで飲酒していた33人（男性30人、女性3人）が26日、CMCOに違反したとして警察に逮捕された。「オリエンタル・シティKTV」で飲酒していた4人、「バイキング・ビレッジ・オフ・バー」で飲酒していた29人が逮捕された。逮捕者は18ー51歳で、CMCO施行期間にパブの営業やパブでの集まりが禁止されていることを知らなかったと主張しているという。
　ペナン州においてはジャラン・グルドワラにある娯楽施設で、店長とバングラデシュ人従業員2人を含む15人が「2020年感染症予防管理法」規定3条に反したとして、27日に逮捕された。