子どもと大人の予防接種
VACCINATION FOR CHILDREN AND ADULTS 子どもと大人の予防接種 特に小さいお子様を持つ家庭の場合、お子様の予防接種を、一つ一つ忘れないように進めていく必要があります。また住む国や地域が異なると、かかりやすい病気も変わるので、気になる病気の予防接種について、医師や日本語通訳に相談しましょう。 予防接種 (子ども) BCG (RM100) 出生後すぐ。※瘢痕(注射痕)の心配のある場合は、出産する前に、医師とご相談ください。日本の場合は、生後5カ月から接種できますが、マレーシアでは結核のリスクが高いため、早めに接種する事をお勧めします。 DPT/IPV/Hib/HepB (6種混合) (RM180~) 生後2カ月、3カ月、5カ月と計3回接種。※マレーシアは、ヒブの単体ワクチンがありません。 日本脳炎 (RM165~) サラワク州でのみ定期接種。他の州は任意接種。※マレーシアは、日本と異なり生ワクチンです。1歳から接種可能となり、最初の接種から1年後に追加接種。 MMR (麻疹・風疹・おたふくかぜ) (RM70~) マレーシアでは、9カ月に1回目を接種、その後1歳に2回目。※おたふくかぜの単体ワクチンがない為、3種混合になります。 B型肝炎 (RM45~) 出生後すぐ。2・3回目は6種混合(DPT/Hib/IPV/B型肝炎)として接種することが多いです。 インフルエンザ (RM80~) マレーシアは1年中インフルエンザにかかる可能性があるので、1年毎に受けることが推奨されています。生後6カ月から接種可能です。 ロタウイルス(1価:RM210 / 5価:RM160) ロタウイルスワクチンには、ロタリックス(1価)とロタテック(5価)の2種類があります。接種回数は、ロタリックス(1価)は2回接種、ロタテック(5価)は3回接種となっています。日本では、ロタリックス(1価)のほうがよく使われていますが、マレーシアではロタテック(5価)の方が主流となっています。また、研究により2種類のワクチンの有効性は同等と考えられています。マレーシアでは任意接種として認定されているので、希望する方を選択できます。 髄膜炎 (RM165)髄膜炎菌は日本とマレーシアではまだ定期接種として認定されていませんが、オーストラリアやアメリカなどの国では定期接種ワクチンとして扱われています。生後6週~6カ月のお子様は2回接種が必要となります。6カ月以上のお子様は“Nimenrix” ブランドの髄膜炎ワクチンが1回必要となります。 肺炎球菌 (プレベナー13価:RM340)マレーシアの肺炎球菌ワクチンでは、10価と13価の2種類があり、13価が主流となっています。標準的なスケジュールでは、生後1年以内に3回を受け、生後12~15カ月に4回目(追加接種)を接種する予定となります。 予防接種 (大人) B型肝炎 (RM65)B型肝炎ワクチンは、血液や性的接触から感染する可能性のあるB型肝炎を予防できます。第1期には、6カ月以内に3回の接種が必要です。 A型肝炎 (RM160) A型肝炎ワクチンは、汚染された食品から感染するA型肝炎ウイルスによる感染を予防することができます。第1期には、6カ月以内に2回の接種が必要です。 肺炎球菌 (RM340)肺炎球菌ワクチンには、13価と23価の2種類があります。成人の場合、どちらのワクチンも1回の接種で完了します。糖尿病などの合併症を持つ成人の方は免疫力が低下しているため、肺炎球菌ワクチン接種を強くおすすめします。肺炎球菌ワクチンは、最も一般的な院内感染の1つである肺炎球菌感染症を予防することができます。 ヒトパピローマウイルス(HPV)(RM550)ヒトパピローマウイルス(HPV)9価を含む新しいHPVワクチンがマレーシアでも接種可能になりました。HPVワクチンは通常、性交渉によって感染する9種類のHPVウイルスの感染を予防することができます。女性の場合、子宮頸がんの原因はほとんどがHPVウイルスによる感染です。したがって、子宮頸がんのリスクを減らすために、成人にはワクチン接種が推奨されています。HPV9価ワクチンは、1年以内に3回接種する必要があります。 髄膜炎菌 (RM165) 髄膜炎菌ワクチンは、髄膜炎菌を予防します。成人の場合は1回の接種で完了します。マレーシアでは、髄膜炎菌の予防接種は主に巡礼に行く方に行われ、巡礼先での感染予防のために行われています。最近では、髄膜炎菌ワクチン接種が小児の定期接種に含まれている国もあります。 アンナ・シム医師Nozomi Clinic +603-6411-1234www.nozomiclinic.com.my
