ガーデン・インターナショナル・スクール（GIS）が、総工費1億リンギ（約32億円）を投じた最新のスポーツコンプレックスを正式にオープンしました。地上5階、延べ約2万平方フィート（約1万8,000㎡）に及ぶこの施設は、GISが所属するテイラーズ・スクールズが掲げる「未来に通用するレジリエントな学び」を体現するものです。

館内には、オリンピックサイズのスイミングプール、屋内バスケットボールコート2面、テニスコート2面、そして最新設備を備えたジムやフィットネススイートなど、世界基準のスポーツ施設が完備。GISの学生の多くが州代表・全国大会で活躍していることを背景に、さらなる成長を後押しする環境づくりが実現しました。

開所式には、ハンナ・ヨー国会議員をはじめ、テイラーズ・エデュケーション・グループのロイ会長、B.K.ガンCEO、アンジェリーナ・ティCOO、ピーター・J・ダービークルック校長らが出席。ガン氏は「これは拡大ではなく質の向上への投資。生徒たちが限界に挑み、仲間とともに成長できる場を提供したい」と語りました。また、長年の課題であった交通渋滞を緩和するため、地下駐車場や安全な送迎エリアも新設されています。

同校は今後、第2期プロジェクトとして総額8,500万リンギを投じたパフォーミングアーツセンターの建設も計画中。地域にも開放されるこれらの施設は、政府が掲げるスポーツ振興政策にも呼応し、コミュニティ全体の健康促進にも寄与します。

2026年に創立75周年を迎えるGIS。今回の新スポーツコンプレックスは、「質の高い教育への継続的な投資」という同校の理念を象徴する、新たなマイルストーンとなりました。