マレーシア気象局は、エルニーニョ現象と北東モンスーン期が重なる可能性があるとして、最新の気象情報を確認するなど、注意するよう国民に呼びかけた。
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2023年10月16日
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エルニーニョ現象と北東モンスーン時期が重なる、気象局予報
マレーシア気象局は、エルニーニョ現象と北東モンスーン期が重なる可能性があるとして、最新の気象情報を確認するなど、注意するよう国民に呼びかけた。
マレーシア国立気候センターの首席アシスタント・ディレクターのアミルル・ニザム氏によると、エルニーニョ現象は、雨季が始まる今年末から来年初頭にかけてピークに達すると予想されている。同時に今年11月から来年3月までは北東モンスーン期となるため、マレー半島の東海岸に位置する州や東マレーシアのサバ・サラワク州に大雨をもたらすという。
マレーシア気象局が発表した年末の天気予報によると、北東モンスーン期に入ることで、クリスマスや新年は雨が多くなることが予想されている。雨が落ち着いた後には、猛暑が見込まれており、来年3月に熱波が繰り返し襲って来て、エルニーニョ現象の影響で気温が38度に達する可能性がある。
マレーシアでは、今年3、4月にかけて気温が35ー36度で推移し、猛暑となった。今年の暑さを考慮すると、来年3、4月もエルニーニョ現象の影響で再び、平均気温を上回る可能性があるという。
提供:ASIA INFONET
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