イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相（兼国防相）は、復興のための行動制限令（RMCO）の下で社会的距離を守ることを条件に、レストランや飲食店の完全営業を認めると明らかにした。
　各テーブルの人数は制限はしないが、テーブルのサイズやテーブルの距離を考慮して社会的距離を保つことが必要。以前は各テーブルに座れる人数を4人までとしていたが、6人家族の場合は標準的運用手順（SOP）を守るために別々に座る必要があった。
　イスマイル大臣は、7月1日よりスイミングプールや川、湖、海でのアクティビティを認めると発表。また公営や民営、ホテルコンドミニアムにあるプールの影響も人数制限などの条件を付けた上で影響を許可すると明らかにした。また同日より映画館の映画館やシアター、演劇、ライブなどの室内で多くの人が集まるイベントも許可する。250人までを上限とするが、会場の大きさによって社会的距離を保つために人数を減らす必要がある。
　そのほかには行動制限令中に結婚を予定していたが延期を強いられていた非イスラム教徒の入籍や結婚の手続きと結婚式の開催を認める。結婚式は社会的距離とSOPを持つことが必須で、出席者は20人以内としなくてはならない。また入籍や結婚の手続きを申請する際は、国内で営業が許可されている組織や、寺院、協会などに申請することが可能だ。
　一方でイスマイル大臣は、カラオケ店や娯楽施設、パブ、クラブ、衣料品店などでRMCOに違反したとして20人を逮捕したと発表した。摘発は建設現場などでも行われており、警告を出したり指導を行なっていると明らかにした。