マレーシアの歯科医院の衛生対策が気になる、という外国人の方はとても多いです。当院では、マレーシア保健省が定めた衛生管理のルールにもちろん準拠しながら、更に当院独自の対策を追加しており、日本人の患者さん達にも安心して来院いただいています。

まず、診察室の椅子や治療器具は、診察が終わる度に薬剤やアルコール入りワイプで拭き、スタッフのガウンやゴム手袋も患者さん毎に新しくしています。治療器具はその後滅菌液に入れ、一つ一つをパッキングして高圧蒸気滅菌器で更に滅菌。患者さんに使用する直前に封が開けられます。水は大気圧の元で100℃で沸騰しますが、100℃では死なない細菌が存在するため、高圧蒸気滅菌器で沸点を上げて滅菌しているのです。イメージ的には、圧力釜のような感じですね。当院の院内が土足禁止なのも、衛生対策の一つです。そして1日の診察が終わると院内を掃除し、WHO（世界保健機関）が推奨するUVライトによる殺菌を行なっています。紫外線殺菌は残留物が残らず、対象物への影響もありませんので、キッズスペースを持つ当院でも大活躍しています。また、飲食店が多いデサパークシティーという立地上、定期的な害虫駆除対策も欠かせません。

当院では、口腔内の問題を治療するために来院された患者さんが、お帰りの際にまた別の健康問題を持って帰るようなことがないよう、日々万全の体制で衛生対策を行なっていますので、パノーラ読者の皆様も是非、安心してご来院くださいね。