pradcol在マ日本人御用達のケンコリ卵。今回パノーラは、その濃厚な味
在マ日本人御用達のケンコリ卵。今回パノーラは、その濃厚な味わいを更に引き立てるTKGアレンジを本誌でおなじみの料理研究家やシェフにインタビュー。自宅で簡単に作れるものばかりなので、ぜひお試しください。
在マ日本人御用達のケンコリ卵。今回パノーラは、その濃厚な味わいを更に引き立てるTKGアレンジを本誌でおなじみの料理研究家やシェフにインタビュー。自宅で簡単に作れるものばかりなので、ぜひお試しください。
命名!
大海原の
サンライズ
魚料理の名店「魚匠」からは、釜揚げしらすと鰹節と海苔を合わせるだけの、失敗しらずの簡単で美味しいレシピを教えていただきました。今回の試食では、Isetan KLCC店の食品売場で調達した釜揚げしらす(日本産)を使用しましたが、黄身の甘みを十分に味わうのであれば一人前で30gくらいがお勧め。薬味は炒りごまや刻み青じそなども合いそう。
しらすの旨味と鰹節と海苔の風味がよく合い、これなら食欲の無い時の朝食やお酒を飲んだ後にも食べやすい!少なめのご飯には、醤油小さじ1/2程度がおすすめ。
本誌編集 ようこ
メーカーによって釜揚げしらすの塩気が変わるので、醤油の入れすぎに注意。醤油は少しずつ入れて味を見ながら適量を見極めましょう。
魚匠 邦シェフ
命名!
基次郎の
黄色い爆弾
昔国語の教科書で習った方も多い(?)梶井基次郎の名作に出てくる鮮やかな黄色い「檸檬」を連想させる一品。日本人にも人気の「オムラブ」のシェフが、TKGを食べ慣れていないローカル客のために考案した裏メニューということで、檸檬の香りや風味で和食の枠を超えた新感覚の「夏メシ」に昇華。納豆とふりかけはたっぷり目に載せて、ズズッとかき込むべし。
TKGには珍しい檸檬との組み合わせ!お茶碗の中で、檸檬の爽やかな風味が“爆発”することで、真夏のシチリアが目に浮かぶ進化系TKGに!爽快感あふれる味わいは、常夏の当地でこそ楽しみたい味わい。
本誌編集 ようこ
元々は、TKGになじみの薄い当地の方に美味しさを味わってもらいたいと考えたレシピ。爽やかな風味で生卵が苦手な方にも好評!
Omulab
ジェイシーシェフ
命名!
令和に継ぐ
祖母の味
浜笑の吉永シェフが教えてくれたのは、自身の祖母の温かさがよみがえる、白菜漬けと鰹節に醤油をかけたTKG。ご飯やトロリとしたケンコリ卵と絡みやすいよう、漬物は細かく刻んでから載せるのがキモ!試食では白だしを利かせた自家製白菜漬けをトッピングしましたが、かむ程にあふれる白菜&黄身のコクの相乗効果で味わいが一層引き立ちました。
さらさらと飲むように食べがちなTKGも、白菜漬けが加わることでシャキシャキとした食感が加わり、いつもより食べ応えが出ますね。漬物の塩加減によって、醤油の量を適宜調整するのをお忘れなく!
本誌編集 ようこ
子どもの頃、空腹で夕食を待っていた時に祖母が出してくれた思い出の味!ちなみに高菜漬けプラス納豆のTKGもうんまいよ!
浜笑 吉永シェフ
命名!
茶碗の中の
四重奏
ご飯、ケンコリ卵に粗塩とごま油をトッピンクしたこちら。醤油のTKGだと、どうしても卵の味より醤油味が全面に出てきますが、粗塩を使うことで味の対比効果が生まれ、さっぱりとしたご飯や黄身の甘みとのコントラストがより際立ちます。胡麻油もくどさは全く無く、黄身の濃厚な味わいが売りのケンコリ卵の味わいが、胡麻の香ばしい香りを纏うことで、よりあとを引く旨さに大変身。もう醤油には戻れない中毒性がありました(笑)。
レシピ自体は奇をてらったものではないですが、TKGには醤油や出汁が王道だと思っていた認識が一変しました。改めて塩というのは万能調味料なんだと再認識。黄身のまろやかさがより増しますね。
本誌編集 ようこ
粗塩は予め炒っておくとサクサクとした食感が楽しめますよ。ちなみに摘み海苔を散らして一気にかき込むのが私流のアレンジです。
料理研究家
佐知子先生