Q5：当地のインター校で学ぶ生徒にアドバイスをお願いします。

日本の学校では経験できないことを沢山経験して欲しいと思います。また、英語力を高めておくことで、将来の選択肢を増やすことができます。せっかくのチャンスですので、1日1日を無駄にせず有意義に過ごすよう心がけてください。もし、日本の中学校・高校を受験する予定があれば、大変ですが受験勉強も並行して頑張らないといけません。

インター校で学ぶメリットは、生きた英語を学ぶことができる点です。普段から英語を使って生活をすることにより、英語でのコミュニケーション力は格段に伸びることでしょう。デメリットは日本の学校のカリキュラムと違うため、中学受験や高校受験をするとなると、自分で頑張って勉強する必要がある点です。また、日本の学校で行われるテストは文法が重視されるので注意が必要です。

インター校卒業後の進路についてですが、日本の高校や大学へ進学する場合、帰国生入試を利用した受験パ
ターンを組むことで有利に進めることができます。英語の資格などを取得しておくと優遇措置もあったりします。逆に注意点としては、高校生になってから帰国する際の編入試験です。高校の編入試験は実施している学校が多くないので注意が必要です。海外の学校へ進学する場合は、IBのスコアを利用するなど、学校ごとに条件が異なってきます。情報収集をしっかり行い、焦ることがないよう準備をしていく必要があります。

Q6：子どもたちが小学/中学時代をマレーシアで過ごすことのメリット/デメリットを教えてください。

海外での生活を通して語学力はもちろん、それ以上に異なる文化について学ぶことができるのが最大のメリットです。自分の目でマレーシアのいろいろな面を見て欲しいと思います。デメリットは日本語に触れる機会が減ってしまう点です。そのため、自主的に漢字の勉強をするようにしてください。

Q7：最後に、塾選びや学校選びに際して、駿台マレーシア校からアドバイスをお願いします。

将来のことを考えて学校選びをすることが大切です。英語力を身につけさせたいからインター校に通わせたが、1～2年後に帰国することになってしまうと今度は受験が大変なことになります。まだ将来のことが分からないようでしたら準備だけはしておきましょう。塾選びをする際も目的を持って探すことが重要です。また、塾に通う前に雰囲気を確認し、お子様に合うかどうかを見ておくと良いでしょう。