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SPICE & SAUCE

マレーシアの調味料事情

マレーシア料理の味付けで主な特徴を挙げると「辛さ」と「甘さ」があります。そのため、スーパーの売り場では、この2つの系統の調味料をよく見かけます。辛味調味料などは、輸入品も含め種類も豊富なのでお気に入りの味を探すのも海外生活の醍醐味です。

マヨネーズも多種多様に揃います。

現地には、マレー料理の代表的なチリソース「サンバル」や小エビを発酵させた「ブラチャン」、ココナッツから作られる砂糖「グラマラッカ」などユニークな調味料が多数存在します。どれもマレーシア料理に欠かせない調味料なので、この機会に、使いこなせるようになるとレパートリーも広がることでしょう。一方で、使い慣れた醤油や味噌、みりん、マヨネーズなどといった日本の調味料も、日系スーパーなどで日本と同様の品揃えで販売されているので、わざわざ調味料類を日本から持ってくる必要はありません。ただスーパーで販売されている日本製の調味料は輸入モノとして割高なので、当地の生活に慣れてきたら、現地の調味料で代替できるよう色々と試してみることをお勧めします。

胡麻油やサラダ油などの「オイル」も、当地の料理では大量に使います。スーパーの棚には種類だけでなく、業務用を思わせる大容量のものも販売されています。

日本の調味料は地元の大手スーパーや日系のお店で手軽に購入する事ができますが、輸入モノなので地元産の類似する調味料に比べて割高です。

当地の料理で欠かせないサンバルソース。
辛味の元になり、ナシレマなどの料理には欠
かせない調味料です。