Hello Malaysia

PREGNANCY

マレーシアでの妊娠

当地での出産は、言葉の問題など何かと不安な要素がありますが、日本語で対応してくれる病院やクリニックもあるので、気軽に相談しましょう。

Q1:日本とマレーシアでの妊娠の違いについて
 
日本ではほとんどの方が産婦人科で妊娠検査や妊婦健診を受けますが、マレーシアの場合は、特に問題がなければ約25週目頃まで総合診療科のクリニックでも健診を受けることが可能です。ちなみに当院では、超音波検査、尿検査、各種血液検査をはじめ、出生前診断(NICC)なども取り扱っております。
 
Q2:妊娠の初診で聞いておくべきことは?
まずは、妊娠されている方のこれまでの病歴や服用中のお薬などがあれば担当医師にお伝えください。その内容をふまえた上で、妊娠中のマレーシアでの生活や食事で気をつけることがあるかなど、医師と確認しておきましょう。初診時は色々と不安があるかと思いますが、安定期に入るまではまずはリラックスして過ごして頂き、十分な休養と水分をとってください。
 
Q3:妊娠初期にやってはいけないこととは?
 
<運動>常夏の気候下で気をつけたいこと。妊娠初期はホルモンバランスが変わり、つわりが始まるなど著しい体調の変化が起こりやすい時期です。できるだけ運動は控えた方が良いですが、これまで日常的に運動をされてきた方はウォーキングなど軽いものであればしていただいて大丈夫です。マレーシアは日中の気温が高いのでコンドミニアム内のジムを活用するなど屋内で運動するようにしてください。また水分補給も忘れないようにしてください。

<食事>マレーシアの食べ物で気をつけたいもの。食材に火がしっかりと通っていることを必ず確認してから召し上がるようにしましょう。サラダやお刺身、お寿司などは生食用のものでも、調理の際に衛生面の管理がしっかり行われていない場合がありますので避けてください。また缶詰の食品も、稀に感染症などの食物汚染があるので、できれば避けた方がいいでしょう。

<薬>服用を避けたい当地の薬やサプリメントについて。 鼻づまりなどの症状に処方される鼻炎薬、ニキビの治療薬に含まれるトレチノインやレチノイド製剤、また向精神薬は服用を避けてください。ただ、これらの症状がある場合は、ご妊娠中でも服用可能なお薬を処方したり、生活習慣を整えたりすることで症状を改善することができますので、ぜひ医師にご相談ください。

アンナ・シム医師
Nozomi Clinic
+603-6411-1234
www.nozomiclinic.com.my