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ネットショッピング

コロナ禍以来、一気に利用者が増えたのが、e-コマースサイトでの買い物です。編集部のスタッフの間でも、スーパーでの買い物は以前の1/3以下に減ったという人も少なくありません。

e-コマースサイトの利用は、英語が苦手だと難しいですか?

当地では、週末に家族でショッピングセンターに出掛けるのが一種の娯楽になっていましたが、2020年のコロナ禍以来、状況が一変。国民のワクチン接種率が7割を超えた2022年に入っても、生鮮食品などスーパーで購入した方が良いモノだけを短時間でサッと購入して、すぐに帰宅する人も少なくありません。そんな事情もあって、生鮮食品以外の食料品や日用品は、e-コマースのサイトを利用する人が増えており、中でもスーパーが運営する「ネットスーパー」の需要は日を追うごとに高まっていて、街中では飲料水のペットボトルやお米、インスタント食品、家庭用洗剤などを運ぶデリバリーのバイクをよく見かけるようになりました。ネットスーパーの利用が増えた背景にはコロナ禍という特殊な事情以外にも、通信環境があるところであれば、自宅でも勤務先でも、どこに居ても注文が可能であること、また飲料水やお米、トイレットペーパーなど重くかさばる荷物を持って歩く必要もなく、自宅前まで届けてもらえること(コンドミニアムではロビーで手渡しになります)、またキャッシュレス決済が主流になった等もあり、今では多くの人に利用されています。当地におけるネットスーパーの需要は今後もますます高まっていきそうです。さて、日本から当地に来たばかりの人で、e-コマースサイトを利用しての買い物で気になるのが使われる「言語」。マレーシアの母国語はマレー語ですが、e-コマースでは、英語の言語選択ができるので、英語を理解すれば問題なく買い物ができます。その際に求められる英語力ですが、確かに、メンバーやクレジットカードの登録などの初期設定、注文が間違っていた、配達予定の時間になってもモノが届かないなどのクレームや問題発生時のやりとりは全て英語になるので、ある程度の英語力は必要ですが、元々マレーシアでは英語が母国語ではないので、日本人であれば中・高学校で学ぶ程度の英語力(語彙&文法)があれば十分に対応できると思います。