Hello Malaysia

INSTANT NOODLE

高い需要を誇る即席麺

共働きが多いマレーシアでは、即席麺に対する需要も高く、スーパーの売り場では、日本にも引けをとらない豊富な品揃えの商品をみることができます。チキン味などの定番から、ペナンホワイトカリー味などのご当地麺まで、様々な味を楽しめます。

即席麺は屋台や飲食店でも通常のメニューとして売られていて、日本人にとっては、大変興味深い食文化です。

即席麺の世界市場における年間消費量トップ15カ国には、マレーシアを含むアジアの国々が並びます。ちなみに2022年の世界ラーメン協会の資料によると、マレーシアは14位。また別の資料によると即席麺の一人当たりの年間消費量は48.5食(日本は47.2食)で、ほぼ毎週のように即席麺を食べている計算に。でも私たちが当地に暮らしていて、傍からローカルの食生活をみていると、実際にはもっと多い頻度で即席麺を食べている印象です。また当地ならではの特徴としては、自宅で食べる以外にも、屋台や普通の飲食店のメニューにも即席麺が使われていること。当地の麺料理の専門店では、スープと麺をお好みで選べるお店も多いのですが、麺の選択の中に、生麺に混じって即席麺が含まれているのもユニークです。

このようにマレーシアでは、即席麺への需要が非常に高く、スープが同梱された袋タイプや、お湯を注ぐだけのカップ型、麺単体のみなど、スタイルが様々なのはもちろんのこと、ラクサ味やココナッツカレー味、単にスパイシー味と表記されたモノなど、日本ではあまり見られないユニークな商品が地元のスーパーで多種多様に売られていますので、滞在中にお好みの即席麺を見つけて、自分流にアレンジして楽しむのも良い経験になりますね。

日系メーカーの即席麺も数多く販売されています。地元の即席麺より割高な値段にもかかわらず多くのマレーシア人が買い求めています。

即席麺ほどの品揃えではないですが、インスタントのお粥もスーパーでよく見かけます。