Hello Malaysia

LATEST SURGERY

最新の外科手術

Q1: マレーシアにおける最新の外科手術の水準について教えてください。
マレーシア国内の大都市、特に首都クアラルンプールやペナンの総合病院では世界的にも高水準の医療体制・医療機器を備えるところが多く、外科手術についても高度な治療を受けることができます。

Q2: 当地においても「前立腺がん」の患者数が増えていると聞きました。
前立腺がんは、マレーシアに限らず、世界中の男性の間で2番目に多いがんであり、毎年数百万人が罹患しています。その発生率は、遺伝、ライフスタイル、環境、食事など、さまざまな要因が影響していると考えられています。1つの例ですが、前立腺がんは米国においては男性のがんの中で罹患数は1位、死亡数は2位で、もっとも多いがんの1つとなっています。

Q3: 前立腺がんの治療について教えてください。
前立腺がんの治療については、早期発見が非常に重要であり、前立腺特異抗原(PSA)検査と直腸指検査が潜在的な症例を特定する上で重要な役割を果たします。プリンスコートでは最近、前立腺がんの管理と治療に変革をもたらす第4世代の「ダ ヴィンチ Xi 」を導入しましたが、前立腺がん治療における大きな進歩を示しています。

Q4: 「ダヴィンチ Xi 」による手術は患者への負担が少ないそうですね。
従来の開腹手術と比較して患者の術後の痛みが軽減され、出血が最小限に抑えられることから、回復期間が短縮されます。通常、患者様は手術の翌日には歩いたり食事をしたりできるようになり、また術後の傷は3日目ほどで治癒へと向かいます。

Q5: その他の外科手術で、マレーシアの最新事情を教えてください。
マレーシアでは側弯症、脊椎腫瘍、変性脊椎、外傷手術においても高い治療水準を誇ります。中でも脳と脊椎は複雑な性質を持っているため、手術は複雑かつ困難なものとなっており、手術の成功率を向上させるには高度な手術スキルと最先端の技術・医療機器が必要です。プリンスコートでは、最新の画像システム「O-armイメージング & ナビゲーションシステム」を導入しています。

Q6:「O-armイメージング & ナビゲーションシステム」とは何ですか?
「O-armイメージング&ナビゲーションシステム」は、手術中に撮影できる画像システムです。X線を用いた高精細な透視画像と、CTのような三次元(3D)画像が、これまで確認しにくかった箇所まで手術中に映し出すことが可能となります。特に脊椎手術で威力を発揮し、スクリュー挿入等の手術手技を正確に行い、手術直後に手術結果の確認が出来るなどのメリットがあります。プリンスコートは現在、成人と小児に使用できるこの最先端技術を備えた、マレー半島唯一の医療センターです。

Q7: このような最先端の医療機器を導入する目的とは?
病気や怪我で病院に通うなど、人は生きている限り、医療に何らかの関わりを持ちます。そんな中で医療の現場では、日々新たな医療技術が開発されていますが、医療機器の開発がさらに進めば、ひと昔前までは治せなかった病気や怪我が治せるようになったり、苦痛を伴う検査や治療をなくすことができるかもしれません。先ほど紹介した、ダヴィンチも内視鏡手術を支援するためのロボットですが、操作自体は医師が行います。こうした高い精度が求められる外科手術を最先端の医療機器で補完することで、手ブレなどを防止でき、極めて高い精度の内視鏡手術を行うことができます。現在も新たなバリエーションのロボットの開発が進められており、これまで困難だった手術も将来はロボットが可能としてくれるかもしれません。

O-arm Imaging & Navigation System

秦牧子さん

Prince Court Medical Centre (599835-A)
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https://princecourt.com