Breast Cancer Screening
乳がん検診
マレーシアでは、乳がんは女性にとって最も一般的ながんであり、早期発見と治療が重要視されています。政府は、乳がん検診の重要性を啓発し、検診の受診率向上を目指しています。
※RM1=35円
乳がん検診とは?
乳がんは、早期発見と早期治療が非常に重要です。乳がん検診は、自覚症状のない段階で乳房の異常を発見するための検査であり、マンモグラフィーや超音波検査などの方法で行われます。マレーシアでは、政府や民間医療機関が乳がん検診を推進しており、多くの施設で検査を受けることが可能です。乳がん検診により、乳がんの兆候や初期症状が現れる前に異常を発見することができ、早期治療につなげることができます。これにより、乳がんによる死亡リスクを低減し、健康を守ることが可能になります。
乳がん健診の種類
乳房自己触診は乳がん検診の標準的な方法ではありませんが、医師による乳房視触診(CBE)は、触知できる癌の発見に重要な検査方法です。マレーシアでは、35歳以上の女性にCBEを推奨しています。
また、マンモグラフィ(FFDM)とデジタル乳房断層画像検査(DBT)を併用すると、単独検査よりも病変発見感度が高まります。マンモグラフィは、乳がんリスクの高まる50~74歳の健康な女性に推奨され、異常が見つかった場合には乳房超音波検査が行われます。超音波検査は、35歳未満の自覚症状がある女性に対し、良性か悪性かを判断するための診断ツールとして使用されます。
MRI検査は通常の検診には用いられませんが、乳房インプラントのある女性や高濃度乳腺、特定の乳がん患者に活用されます。また、遺伝子検査は、血縁者に乳がんまたは卵巣がんの患者がいる高リスクの方を対象に実施され、25歳以上の変異保持者には、半年ごとのCBEとブレスト・アウェアネス教育を推奨しています。なお、遺伝子検査には事前カウンセリングが必要です。
世界の乳がん検診の推奨年齢と方針
日本では、40~69歳の女性を対象に2年ごとの乳がん検診を推奨し、上限年齢は設けていません。アメリカでは、米国予防医療サービス作業部会が40~74歳の女性に同様の検診を勧めています。
マレーシアでは、2019年の臨床診療ガイドラインに基づき、乳がんリスクが平均的な50~74歳の女性に2年ごとのマンモグラフィ検査を推奨しています。高リスクの女性には、40~59歳までは毎年、60歳以降は2年ごとの検査を勧めています。BRCA-1、BRCA-2、PALB2の変異保因者には、30~39歳は毎年MRI、40~69歳は毎年マンモグラフィ、70歳以降は2年ごとのマンモグラフィを実施。乳がんを患った女性は、5年間、毎年検査をすることを推奨され、病原性変異がある場合は74歳まで継続することが求められています。
乳がん手術の費用
サンウェイメディカルセンターの乳房外科医は、包括的かつ患者様の状態にあった治療を提供しています。当院での乳がん手術を行った場合の費用は、単純な乳房腫瘍の除去などの日帰り乳房手術で約RM12,000-15,000、基本的な乳がん手術で約RM20,000-30,000、複雑な再建手術の場合は約RM45,000-50,000となります。
テオ リーイン医師
Sunway Medical Centre Sunway City
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