Hello Malaysia

UTILITY FEES

ユーティリティ
〜電気・水・ガス〜

電気 Electricity

ガスや水道と比べてマレーシアでは電気料金は割高になっており、特にエアコンや温水ヒーターなどの消費電力の大きい家電の利用状況によっては月の請求書がRM400~500を越す家庭もあるようです。支払いは毎月郵便ポストやスマホのアプリに請求書が届き、郵便局で現金払い、またはオンライン決済アプリからでも支払えます。ただ支払いの延滞には注意が必要で、半年ほど滞ると「赤紙」が届き、それでも支払わないでいると、ある日突然に電気が止められます。再発給手続きには電力会社に直接出向き、未払い料金+延滞料が課されます。

ガス Gas

日本と比べると格安で、毎日料理した場合でもひと月あたりRM8〜10(240〜300円)程度で済む家庭も少なくありません。ガスの供給システムは以下の2種類の方式があります。
❶ 集中方式
コンドミニアムでは主流の方式です。建物内の一箇所にガスタンクを設置して、そこから各ユニットに供給する方式で各家庭でボンベ設置の必要はありません。毎月郵便受けに請求書が届くので、郵便局かネットバンキングで支払います。
❷ ガスボンベ
自らでプロパンガスを購入して、使い切ったのちに新しいボンベと取り替えます。ボンベはガソリンスタンドやコンド内のミニマート等で購入可能で、2回目以降は業者が空のボンベの回収及び新しいボンベの交換をしてくれるところもあります。

2股(Cタイプ)と3股(BFタイプ)があり、両方ともアダプターが必要になります。電圧も220〜240/周波数50Hzと異なるため、使用している家電が対応しているか事前確認が必要です。

ガスボンベは初回は本体込みでRM80(2,480円)、2回目以降は1本RM30(930円)程度です。1本あたり3人家族で3〜4ヶ月持ちます。
※RM1=31円

水道 Water

水道料金も非常に格安。料金の支払いはアプリから支払うオンライン決済が主流となっていますが、入居時に不動産仲介業者や会社の総務、コンドのマネージメントなどに支払い方法を確認しておきましょう。尚、マレーシアの水道水は飲料可能と言われているものの、排水管の劣化等の原因により水質は安定していません。そのため、洗濯や食器洗いなどでは問題ありませんが飲料用としては避けるのが無難でしょう。料理や飲料には家庭用の浄水器の導入もしくは市販のミネラルウォーターの購入をお勧めします。飲料用のミネラルウォーターは、定期の宅配サービスもあるので活用しましょう。

KLを含むクランバレー全域に飲料用の水を宅配してくれるMIIZU社(www.miizu.my)。