Hello Malaysia

飲食店開業

当地で飲食店開業前に知っておきたいこと

現在マレーシアから日本への直行便フライトは羽田・成田・関空・千歳・福岡・那覇が有り、年間約50万人(2019年JNTO値)にも及ぶマレーシア人が日本を訪れています。訪問の際に食した本格的な日本食を、当地に戻ってからも求める傾向が高まっており、旺盛な需要に応えるべく、様々な日本食を提供するお店が増えています。現況を大きなビジネスチャンスと捉え日本から当地に進出・起業される企業・個人も最近増加傾向にあります。イスラム教徒であるマレー系や中華系・インド系等が混在した多民族国家のマレーシア、各民族により味覚や趣向も異なる上に宗教上の制限など日本とは異なる事が多々ありますので、当地への進出前には事前学習・確認が非常に重要となります。また、手続きに関しては最新情報を入手ください。

先ずマレーシアにて飲食業を開業するためには法人登記を行い、飲食業ライセンスを店舗毎に事業所在地を管轄する自治体にて申請・取得する必要があります。審査内容はマレーシアの法律に基づいた店舗設計になっている事や、食品取扱研修受講及びチフス予防接種等を受ける必要が有ります。当地では外資100%での法人登記が可能となりますが、就労ビザ取得に際しての最低払込資本金条件が異なってきます(ライセンスに精通した内装工事会社に依頼する事も重要です)。
・ 外資100%:RM500,000以上(飲食の場合はRM1,000,000が目安)
・ マレーシア資本51%以上の外資との合弁:RM350,000以上
・ マレーシア資本100%:RM250,000以上
飲食業は国内取引・協同組合・消費者省(MDTCC)が所轄の管轄庁となり、外資比率によってはWRT(Wholesale Retail Trade)許可書取得の必要性があり日本人シェフの就労ビザ申請の際にもWRT許可書の提出が求められます。WRT許可書取得条件として最低払込資本金RM1,000,000以上が必要となります。しかし、マレーシア資本比率が51%以上の場合は免除です。ローカルパートナーの有無、就労ビザの取得の必要性など等を考慮した資本構成が重要でしょう。

ハラル店舗として運営するにはJAKIMなどのハラル認証機関からの承認許可が必要となります。酒類(アルコール17%以上)の取り扱いにもライセンスの取得が必要です。

リカーライセンス

店内にてアルコール度数17%以上の種類を販売するには、店舗の所在地である自治体からリカーライセンスの取得が必要となります。リカーライセンスは、法人で申請取得するのではなく個人名で申請取得するため、ローカル人申請の方が容易である傾向と言えるでしょう。イスラム教徒の居住区や学校・イスラム礼拝所付近ではリカーライセンスの許可が得られなく、またホテルなどの公共性の高い施設ではノンハラル店舗は認められないので場所選びの際には注意が必要です。

※RM1 = 25円

中村 直輝さん

ハラル食とはイスラム教の戒律により食する事が許された食べ物の事を言い、アルコールや豚肉などは決して使用する事は出来ません。

ステップ1 マレーシア
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