Hello Malaysia

冷凍食品

コロナ禍の中、日本では巣ごもり需要で冷凍食品が売れているとのことですが、マレーシアでも同様に需要が高まっています。

マレーシアではどんな冷凍食品が販売されていますか?

2020年のコロナ禍の発生以来、現地での生活、とりわけ食生活は大きく変化してきました。ロックダウンの発令とその解除、規制の強化・緩和が繰り返される中で、コロナ前と比較して、外食する頻度は激減。自宅やオフィス内で食事を取ることが今や当たり前の日常になり、それに合わせるように、いかに自炊する食事を充実させるかにお金を使うようになったと感じます。

そんな中で需要が高まっているのが「冷凍食品」です。元々共働き家庭の多いマレーシアでは、インスタント食品と並び、冷凍食品の需要も高く、地元スーパーの冷凍食品売り場では、国産をはじめ、欧米や日本、シンガポールやタイなど近隣諸国からの輸入品まで、様々な種類の製品が豊富に陳列・販売されています。

中でも日本の冷凍食品は、品質の高さと折からの日本食ブーム、そして我々にとっては日本の味付けに慣れていることもあって人気が高く、地元のスーパー等で容易に入手可能です。値段的には、確かに日本と比べて割高ではありますが、餃子やシューマイをはじめ、弁当のおかず用の惣菜系など、日本のスーパーで手に入るメジャーな製品はほとんど揃います。ちなみに日本人の食卓に欠かせない納豆も、様々な銘柄のものが冷凍状態で販売されているのが一般的です。在マ邦人の間でも、特に小・中学生の子どもを持つ家庭は学校や塾に持たせるお弁当用や、単身者の常備食として重宝されていて、来マ当初は日本の冷凍食品を、そして徐々に現地での生活に慣れるに従い日本ではあまり見かけない欧米やアジアの冷凍食品にトライする人も多いです。

取材協力:Jaya Grocer®
www.jayagrocer.com