生徒さんからドライバーのレッスンを希望されることがよくあります。14本のゴルフクラブの中で一番飛距離がでるクラブですので生徒さんは飛ばそうとしてボールが曲がりOBやペナルティに入ってしまう問題が起こります。そもそもドライバーは最も長いクラブですので勝手に飛ぶように設計されいることを理解しておく必要があるのですが、どうしても「飛ばしにいってしまう」ためコースで安定しないのです。ではどんな練習をすると飛んで曲がらなくなってくるのでしょうか。
結論から言いますと「ドライバーで150ヤードを軽く飛ばす」練習を繰り返します。兎に角ゆっくり軽く150ヤード飛ばすのです。この練習を繰り返していると上半身の力みが無くなってきます。やがてドライバーと体のタイミングも合うようになってきます。目的は上半身に150ヤードのスイングの感覚を覚えさせること。では150ヤード以上を飛ばすにはどうしていくのか。上半身は150ヤードのスイングのまま下半身だけで地面の反動を使って振っていきます。
ずっと200~250ヤードを飛ばそうとしてスイングしていると上半身がまた力んできてしまうので、再び150ヤードを軽く振って飛ばしていきます。コースでこの150ヤードの練習の意味が理解できるようになってくると曲がらなくなってきます。どうぞお試しください。