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好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…
鈴木秀純
テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ
ウェッジの組み合わせ
ゴルフクラブのセッティングの中でも、スコアメイクに大きく影響するのがウェッジの組み合わせです。特にサンドウェッジ(SW)やアプローチウェッジ(AW)は、アイアンセットに含まれている純正のクラブではなく、別メーカーや別モデルを組み合わせてゴルフバッグに入れているアマチュアゴルファーの方も多いのではないでしょうか。 ウェッジ選びでは、まずロフト角の組み合わせが重要になります。例えばSWを56度、58度、60度のどれにするかによって、その下の番手であるAWのロフトを48度、50度、52度、54度などどれにするかが変わってきます。ロフトの間隔を適切に保つことで、フルショットやコントロールショットの距離の階段をきれいに作ることができるためです。 さらにウェッジ選びで見逃せないのが「バンス角」です。バンス角とはソール(クラブの底)が地面に対してどれだけ出っ張っているかを示す角度のことで、一般的には3度から14度程度まで様々な種類があります。バンス角が大きいとクラブが地面に潜りにくく、砂や柔らかい芝で使いやすくなります。一方でバンス角が小さいと、薄い芝や硬い地面でもボールにコンタクトしやすくなります。メーカーごとにソール形状も異なるため、同じバンス角でも打感や抜け方が変わるのもウェッジ選びの面白いところです。 例えば私の場合、サンドウェッジは58度を使用していますが、バンス角6度のものと8度のものを用意しており、その日の自分の調子やコースの芝の状態によって使い分けています。芝が柔らかい場合やバンカーが多いコースではバンスが少し多いものを、逆に芝が薄く硬いコンディションではバンスの少ないものを選ぶことで、より安定したアプローチショットが打てるようになります。 またアプローチウェッジは52度を使用していますが、実際には54度のウェッジを2度ロフトを立てて52度に調整し、バンス角を10度から8度にして使っています。このようにロフト調整をすることで、自分の距離感やプレースタイルに合わせた細かなセッティングを作ることができます。
一般的にアマチュアゴルファーに多いセッティングとしては、サンドウェッジが56度でバンス角12度~14度、アプローチウェッジが50度でバンス角12度といった組み合わせがよく見られます。しかし、コース環境によって最適なウェッジは変わります。例えばマレーシアのコースでは芝が薄い状態が多く、地面も硬いことが少なくありません。そのため、バンス角が大きすぎるウェッジよりも、比較的バンスの少ないウェッジの方が使いやすく感じる場面が多いでしょう。 ウェッジはスコアを作るクラブと言われるほど重要な存在です。ロフト角のバランスだけでなく、バンス角やソール形状、さらにはコースコンディションまで考慮して、自分に合った組み合わせを見つけることがスコアアップへの近道になると言えるでしょう。
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