「矯正治療は若いうちにするもの」「大人の矯正は歯を抜くしかない」そういったイメージがあるかもしれません。現在では、歯と歯の間にごくわずかなスペースを作ったり、上下の噛み合わせを調整することで、歯を抜かずに整える治療が可能です。こうした治療を代表するのが、マウスピース型矯正装置「インビザライン」です。インビザラインは、治療開始前に歯型をデジタルで確認し、歯の動きをシミュレーションすることで、無理のない力で計画的に歯を動かします。また、装置が目立ちにくいため、仕事や日常生活への影響が少ないことや、取り外しができて清掃しやすいこと、口元の印象や横顔のバランスを自然に保ちやすいことも大きな特徴です。非抜歯で噛み合わせを重視した治療は、将来的な歯への負担軽減にもつながります。もちろん、すべての症例が非抜歯で治療できるわけではありませんが、大切なのは年齢ではなく、一人ひとりの歯並びや生活背景に合った最善の治療を選ぶことです。