Hello Malaysia

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毎朝の出勤前や、昼食後の一息タイム、友人達との楽しい会話のお供になど、日常生活のあらゆるシーンに溶け込む珈琲。KLで日本人が経営する「NOGITA COFFEE」では、良心的な価格で、日本人焙煎士による、焙煎したての珈琲豆を販売していると聞き、パノーラが早速お話を伺ってきました。

INTERVIEW

焙煎士
野北 晏隆さん

ブランド立ち上げのきっかけとは?
NOGITACOFFEEは、2024年6月に設立した珈琲ブランドです。私自身、もともと珈琲が好きで、当地のカフェでも珈琲(コピ)を良く飲んでいました。ただ、皆さんご存知の通り、当地のコピは、独特の苦味やロースト感が強く、焙煎度合いが深いせいか、飲み続けていくうちに胃が痛むようになり、毎朝気軽に飲めなくなりました。そこで、私を含め日本人が毎日飲みたいと思えるコーヒーをマレーシアで作れないか、と思ったのが立ち上げのきっかけです。

自宅にコーヒーミルが無いのですが…
珈琲豆だけでなく、ミル挽きしたものもご提供しています。ハンドドリップ、エスプレッソ、マキネッタ、フレンチプレスなど、お持ちの機械に合わせて対応しますので、まずはお気軽にご相談ください。

美味しい珈琲の淹れ方、飲み方はありますか?
お湯の温度は、浅煎りが約83度、深煎りが約90度を推奨しています。焙煎士という立場上、もちろん珈琲豆に拘りを持ちながら商品を提供しています。ただ、お客様には、豆の引き方や珈琲の淹れ方、温度などをあまり気にせず、肩肘張らずに気軽に珈琲を楽しんでもらいたいですね。

購入方法を教えてください。
当社公式インスタグラムのDMで商品のご注文を承ります。配送はマレーシア全域で、配送料はRM10からとなります。

注文が入ってから生豆を焙煎(ロースト)します。シングルは、ライト、ライトミディアム、ミディアム、ミディアムダーク、ダークの5段階からお好みの焙煎レベルが選べます。味は、ライトの方が酸味があり、ダークになるにつれ苦味が強くなります。

生豆にはどうしても虫食いやカビ、また欠けていたり、割れているものがあります。焼きムラや味に影響する「欠点豆」を、焙煎前後に一つ一つ手作業で取り除いています。

看板商品はこちら

「深めブレンド」 RM30 / 150g
ブラジル、コロンビア、エチオピア産の3種の豆を独自ブレンド
焙煎レベルは「ミディアムダーク」

飲んだ瞬間はマイルドな苦味を感じますが、その後はスーッとクセのない余韻が続きます。日本の喫茶店で飲んだ、懐かしの珈琲に似ている気がします。これは当地のコピでは味わえない、まさに日本の珈琲ですね。(本誌営業みか)