Hello Malaysia

「始めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋取るな」

10月号の商談時に今回の特集企画を君島シェフにお伝えしたところ「じゃあ、新たに釜飯でも作るかな」と言ってそのまま厨房に入られ、出来上がったのがこちらの「秋のきのこと鯛の釜飯」。蓋を開けると、椎茸やエノキなどの秋の味覚を含んだ出汁香るお米、そして上品な香りを放つホクホクの鯛。注文から25分と待ち時間はかかりますが、待つ価値のある奥深い味わいです。彩りと爽やかさを添える、三つ葉と柚子との相乗効果もお楽しみください。

秋のきのこと鯛の釜飯 RM45

初めちょろちょろは「最初はとろ火で」という意味で、中ぱっぱは「中頃に火を強くする」、赤子泣くとも蓋取るな、は「蒸らし」で、より米の甘みや粘り、香りを引き出します。(オーナーシェフ 君島さん)

釜飯のご飯は出汁の効いたねっとりとした食感ですが、噛むと少しだけ芯が残った状態で、なかなか家庭では出せない食感でした。(本誌営業ミカ)

泉橋 純米大吟醸 50 RM415/720ml
酸味は強くなく、若いバナナのようなフルーティーで爽やかな風味が特徴。派手すぎないバランスのとれた優しい香りは、今回ご紹介した料理にもよく合います。

マンゴスチンとグリル海老のサラダ RM48
海老の香ばしさとマンゴスチンの繊細な甘さが見事に調和した美しいサラダ。青じそ風味の自家製ドレッシングがこれまた美味。

Ozeki Tokyo Cuisine
Menara TA One, G Floor, 22, Jalan P. Ramlee, 50250 KL.
T. +603-2166-4263
FB: OzekiTokyoCuisine
IG: OzekiTokyoCuisine
www.ozeki.com.my
営: 12:00-14:30、18:30-23:00