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pradcol子育てにはマニュアルはないので、教育やしつけに自問自答しながらの

子育てにはマニュアルはないので、教育やしつけに自問自答しながらの子育ては並大抵のことではありません。私たちAISMも、子どもたちに教えながら、良い子育てのルールを学び続けていますが、私たちを取り巻く世界が急速に変化する中で、どんな変化にも適応するライフスキルのひとつに、効果的な思考力と生涯学習の習慣が必要だと考えています。子どもたちの考え方や学び方は、その子の人生の過ごし方や将来の成功に大きな違いをもたらします。この機会に、AISMが考える、あなたの子どもが生涯学習者になるための「10の方法」について読者の皆さんと共有したいと思います。

予測し、その判断の確実性を高める

現在の出来事や状況から未来を予測することは、非常に重要なスキルです。例えば、映画や物語を途中で止めて、予測した結末と実際に起こった結末を比較することで、子どもたちは批判的思考力(考える力)や、証拠に基づく予測力を磨くことができるようになります。

途中で助けることをせず、自分で考えさせる

子どもが困難にぶつかった際には、あわてて助けないでください。問題に立ち向かう方法と解決策を見つけさせるのです。「この質問の意味は何だと思う?」「答えにたどり着くために何ができると思う?」など、これらの質問に答えてもらい、直面している問題の解決策を考えさせます。

成長的思考を身につけさせる

「成長的思考」とは、能力や知性は生まれつきのものではなく、時間の経過とともに向上していくものだと信じること。この思考を身につけさせるには「あなたはなんて賢いの!」といった抽象的なフレーズではなく「あなたの文章がどれだけ上達したか、本当によくわかるわ」とか「本当に良い視点だね」など、子どもの成果を意識的に褒めることが大切です。

真剣に聴いて理解する

私たちは親として、問題の解決策を代わりに見つけようとしたり、子どもに最善の方法をアドバイスしたりすることがありますが、子どもの視点から問題を捉え、子ども自身が解決できるように導くことはしない傾向にあります。今度子どもが話しかけてきたら、目を見て真剣に聴き、話の内容を理解し「やりたいことはわかったけど、どうすればいいのかわからない、ということなんだね?」など、子どもが自分で考えるためのサポートをしましょう。

思いを受け止め、思いを伝える

このステップの目的は、お子さんが考えていることを「キャッチ」し、お子さんの思考を前進させるのに役立つ考えを「パス」することです。「あなたの言いたいことを別の方法で説明してみて?」などと子どもが考えを深く掘り下げるように仕向けたり、「別の角度から見るとどうかな?」といった具合に、思考を様々な角度から捉えさせるのです。

親が手本を示す

子どもは、言葉よりも行動や手本を通して学ぶものです。ですから「それはすごい視点だなぁ。そんな風に考えたことはなかったなぁ」「とても興味をそそられる考えだね。もう少し詳しく教えてよ」など、学ぶことへの情熱や知識への好奇心を伝え、思考の成長を促してください。

結果ではなく、学びに着目する

親として、私たちはしばしば学校での成績や点数、最終的な結果といったものに夢中になり、最も重要な「学習すること」を忘れてしまうことがあります。課題も宿題も、そしてその間にあるすべてのものは、学習することが目的であって、作品を完成させることではないことを忘れないでください。

正しい質問の仕方を教える

私たちの中には、「それが良い子のすることだから」などと、議論せずに物事を受け入れるように教えられた人もいます。しかし、それでは自らで考える能力は育ちません。質問したり、意見を述べたり、自分の見解について議論したりすることを、もっと子どもたちに促しましょう。

物事を、より深く分析するよう促す

私たちの環境や身の回りのことは、立ち止まって見たり、分析したりする時間があればこそ、多くのことを教えてくれるのです。例えば、椅子のデザインで、なぜそのような構造になっているのか?もっと良いデザインはないのか?もっと座り心地の良い代替品はあるのか?など、身の回りのものを使って、子どもと一緒に分析する習慣を持つようにしましょう。

興味のあることを追求する時間を確保する

レオナルド・ダ・ヴィンチに、絵を描きたいのに数学に集中するよう強制したり、キュリー婦人に研究や実験に時間を使いたいのにバレエを習うよう強制してはいけません。重要なのは、子どもの情熱が、いつ、どのようにして、その人の天職となるかわからないということです。完璧を求めず、学業優秀を求めず、少しずつ自分を発見し、可能性を最大限に発揮していく旅を楽しんでもらうのです。

AISM - 思考する能力と生涯学習者を育てる

子どもたちが考える力を身につけ、生涯学習者になれるようにするのは、親の責任だけではありません。学校は、子どもたちが成長期の大半を過ごす場所なので、AISMは、学び、考え、成長し続けることを促す学校の役割の重要性を理解し、適切な教育を通じて子どもたちの好奇心を刺激しています。

AISMとその教育方法の詳細については、aism.edu.myをご覧ください。AISMへの入学にご興味のある方は、アドミッションオフィス(電話:+603-8949-5000)までお問い合わせください。

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