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pradcol「なんだか気分が晴れない」「病気ほどではないけど、体調がすぐ

「なんだか気分が晴れない」「病気ほどではないけど、体調がすぐれない」…。そんなプチ鬱の改善手段として、「東洋医学」が注目を集めています。日本人的には、ちょっとピンと来ないかもしれませんが、欧米諸国では、広く活用されているんです。今回は、鬱や不安症の治療に定評のある「身(み)ヒーリング漢方鍼灸治療センター」のエミ先生にインタビュー。最近気分がスッキリしない編集ようこが実際に診察を受け、処方頂いた漢方も試してみました。

身(み)ヒーリング漢方鍼灸治療センター
健康科学・東洋医学の博士号を持つエミ先生は、メルボルンのRMIT大学、西シドニー大学で教鞭を執り、東京有明医療大学で客員講師を務めた経験があります。鬱や不安症の治療は先生の得意分野の一つ。日本語で優しく対応してくれます。

プチ鬱気味の方は漢方&鍼治療がお薦め!

不規則な生活リズムや、家族やパートナー、子どもの事など、私たちの日常には気分が落ち込む要素が多いもの。今回は、不眠気味でスッキリしない気分が続いている編集ようこが、エミ先生の診察を体験。漢方も処方してもらうことにしました。

Step1 • 問診

事前にメールで貰う質問事項(飲んでいる薬やサプリ等)に回答した内容を元にまずは問診。ストレス度や普段の食生活、タバコやお酒の量、睡眠、女性であれば生理周期等様々な質問をしながら、エミ先生が編集ようこの症状や合う漢方を判断していきます。

Step2 • 脈診&舌診

お次は東洋医学で大切な脈診&舌診。「ようこさんは、血が足りない”血虚タイプ”。顔色が悪く、舌も白っぽいですね。不眠、不安症につながります。舌の周りに歯型が付くのは、免疫力を司る脾臓が弱いから。風邪を引きやすいです。舌の真ん中に割れ目があるので”陰”の気も弱く、そのせいで寝汗や喉の渇きがあります。

Step3 • 鍼治療

鍼治療を希望する方には、ここで鍼治療を施します。頭のてっぺんにある「百会(ヒャクエ)」や手首の下にある「内関(ナイカン)」は、不眠や不安感、イライラなどを緩和する効果があるツボの代表格なんだとか。

Step4 • 漢方の処方

漢方のみを希望する場合は、舌診後、顆粒(写真左)と煎じ薬(写真右)のどちらを希望するか聞かれます。日本人の多くは、手軽で飲み慣れた顆粒を希望する方が多いそう。

診療時間の目安

● 問診+顆粒の漢方の処方:問診30分(RM50)+漢方準備20分(初診の場合。漢方代は顆粒1日分RM18、1週間分RM126煎じ薬1日分RM20、1週間分RM140)
● 問診+鍼治療:90分(初診の場合。RM180)

編集ようこが漢方を試してみた!

今回は、「帰脾湯(キヒトウ)」という処方をベースに、編集ようこの症状、生活スタイルに合った薬草が調合されたものにトライ。帰脾湯は「血」も「陰気」も不足し、「脾臓」の働きが低下している方の症状の改善によく使われるそう。不眠や不安症、抑うつ、寝汗等の症状に効果ありということで、実際にトライ!

今回の処方の漢方は、朝夕の1日2回、食前に1包ずつ飲むもの。薄茶色の顆粒は、予想より量が多かったので、水に溶かして飲むことに。漢方の苦味は、思いの外穏やかで一安心。

2日目の朝。驚いたのは、いつもの寝汗が同日からピタリとストップ。体や頭の緊張感が緩くなって、フワ〜っと浮いているような気分。

普段だったら、夜中1〜2回は必ず目が覚めてしまうのに、朝までぐっすり熟眠。もうちょっとゆっくり寝ていたいような感じでした。

最初の数日は、頭がフワ〜っとした感が続きましたが、その後は日中は仕事にしっかり集中しつつ、夜はぐっすり寝て、朝は日課のウォーキングのためにパッと起きられるように。3カ月で、より効果が見られるそうなので、暫く続けてみます!(本誌編集 ようこ)

コラム

イライラや落ち込みがちな気分を解消しリラックス効果を高める「ヒーリングティー」も提供している同院。気になる方は、エミ先生に気軽に相談を。写真は「Downtime Bliss」(缶入り:RM35/10個、リフィルパック:RM30/10個)

Mi Healing Healthcare Centre
(身(み)ヒーリング漢方鍼灸治療センター)
C-G-02, Capital 3, Oasis Square, No. 2, Jalan PJU 1A/7A, Ara Damansara, 47301 PJ.
月、水、木、金:9am-7pm、土日:10am-6pm、火曜休診
電話番号: +6017-373-9897 (日本語・WhatsApp可)
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