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precolリモートワーク、クリスマス、大晦日、正月等でお家ご飯や御馳走続

野菜のテリーヌ

材料(パウンド型22x10cm)

*野菜ストック
玉ねぎ 小1個 | 人参、セロリ 小各1本 | 完熟トマト 小1個
パセリ 1枝 | 水 3カップ | 塩、胡椒 各少々

赤パプリカ又はスウィートパプリカ – 中2個
黃パプリカ – 中2個
ズッキーニ – 中2本
ブロッコリー、カリフラワー – 各150 g
インゲン又はプリンセスビーン – 150 g
ヤングコーン – 2パック
人参 – 中2本
粉寒天 – 3g

デコレーション  
ラディッシュ、チェリートマト、うずら卵、スプラウトから好みで

*カクテルソース  
THOMYマヨネーズ 大匙3 | チリソースまたはチリケチャップ 大匙1.5 | 玉ねぎ・パセリ(みじん) 各大匙1 | ブランデー又はウィスキー 大匙1 | 塩、黒胡椒 各少々

作り方

❶野菜ストックを作る。玉ねぎ、人参、セロリは皮を剥いて2つ切り、トマトは4つ切りにし、全ての材料を鍋に入れ火にかける。沸騰後弱火で30分茹で火からおろし人肌迄冷ます。

❷パプリカは丸ごと180度のオーブンで20分焼くかガス火で焼き、冷水に取り皮を剝く。ズッキーニは縦長に7〜8mmの厚さに切り、オーブンで焼くかフライパンで色付けぬ様に焼く。ブロッコリー、カリフラワーは小房に分け、インゲンはヘタを取り、人参は皮を剥いて縦長に6つ切り、ヤングコーンはパックから出し、それぞれ別に歯ごたえを残すように塩茹でする。

❸パウンド型にラップを敷く。底の部分に2〜3cm幅に切った2色のパプリカを敷き詰める。2段目からはグリーン、白、3段目はズッキーニ、次は人参…というように切り口のバランスを考えながら順に野菜を敷き重ねる。

❹しっかり冷めた①を小鍋に入れ塩加減を見る。粉寒天を加えよく混ぜてから火にかける。沸騰したら溢れぬように直ぐに弱火にした後2分ほどかき混ぜる。火からおろし5分程置いて少し冷ましたら③の型に全体に掛け回しながら入れ、トップの野菜上部迄覆う様にする。粗熱が取れたら上部にラップをし、冷蔵庫で充分冷やす。

❺平皿に④を上部が下になる様に注意深く移す。型、ラップをはがす。テリーヌの回りをデコレーション、ソースは材料を全て合わせ小さなボウル等に用意する。テリーヌを2~3cm厚さに切り別皿に移しソースを添えて頂く。

ちょっとひと言
リモートワーク、クリスマス、大晦日、正月等でお家ご飯や御馳走続きの日々を過ごされたことと思います。今月は次の大イベント中国正月を控えていますね…!野菜のテリーヌにはゼラチンで固めるスタイル、テリーヌ4面を先ずはシットリさせた野菜を敷き詰め、そして底から順に彩り良い野菜を重ねて行く…の2タイプがあります。今回は固めるやり方で、しかも暑さで溶けやすいゼラチンを使わず粉寒天を使います。これですと暑いこの時期にピッタリですし、テーブルに暫く出して置いても崩れません。そしてベジタリアンやヴィーガンの方にも特にお薦め出来る一品です。ぜひお試しを!

PROFILE
ドイツにも「愛は胃の腑から」という言い回しがあります。周りの人に食べさせたくて、あっという間に約30年。料理できなくなるその日まで、ハードで楽しいシェフ業を続けるつもりです。(料理研究家 佐知子)