「メンタルが弱い」という言い方をよくするかと思います。特にゴルフは間のスポーツ、頭のスポーツですので「メンタルが弱い」とダメだなんて言ったりします。じゃあ「メンタルが弱い」って何なんでしょうか？結論から言いますと、1打毎に何でも口に出して言葉で表現できない人、言語化ができない人のことを「メンタルが弱い」と言います。逆にいうと1打毎に自分の言葉で言語化ができるようになれば「メンタルが弱い」人ではなくなるということです。これは1打1打プレーしながら状況を判断して言葉にする習慣を身につける必要があるのですが、ついつい慌てて言語化が上手くできずに打ってしまうこともあるかと思います。独り言で良いのでできるだけ言葉にするのです。「30ヤードのバンカー越えアプローチ、苦手な距離だな、ピンはグリーンエッジから5m、ライはボール浮いてて上げられるからラッキー、SWで落としどころはエッジ、ピン奥に行くよりはエッジで止まる方がまだいい、風がアゲててグリーンの芝も逆目だから上手くいけばスピンで止まるかな」こんな感じで。ゴルフには専門的なゴルフ用語が沢山ありますが、それらを使って言葉にする訓練が必要です。メモに書き出すのも良いと思います。お仕事も同じですね。仕事の状況を言語化して説明できる人なら「メンタルが弱い」はずがないのです。