貴ブランドが長年に渡って愛される秘密は何ですか。
湯本さん クラシックなパリ風クレープの特徴に忠実でありながら、原宿のポップカルチャーに通じる華やかさや豊かな風味を実現しているからだと思います。昨年末にはLot10支店をオープンしたのですが、より豊富なドリンクとスナックメニューを取り揃えることで、このブランドがマレーシアの市場でも徐々に浸透し始めていると感じています。

当地ならではのメニューがあると伺ったのですが、日本人にお勧めのものはありますか？
湯本さん「マレーシアヒーロー」（RM23）をお試しいただきたいですね。同品はマレーシアを代表するデザート「チェンドル」をクレープで表現した商品で、緑色のゼリー「チェンドル」に小豆、当地の黒糖「グラ・マラッカ」のシロップをあしらい、ご当地ミルクティー「テ・タレ」のアイスがトッピングされています。当地でしか頂けない特別なメニューです。

湯本さんのお気に入りのクレープはどれですか？
湯本さん「お好み焼き」（RM16）が好きですね。お好み焼きソースを使用した日本独特の味わいで、サクサクのクレープとの相性も抜群なんです。東洋と西洋を組み合わせたユニークなメニューで、他ではなかなか味わえないと思います。

Lot10支店は、これまでの貴ブランドのイメージを覆す、新コンセプトのお店と伺いました。どんな特徴がありますか？
湯本さん 日本のマリオンクレープといえば、テイクアウト式のお店を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、Lot10の新店舗では、イートインスペースを設け、ゆったりと出来立てのクレープをお召し上がりいただくことができるんです。また、店内には経験豊富なバリスタがおり、私共のクレープと相性が良い、質の高いコーヒーを含めた各種ドリンクも提供しております。

お店はどこにありますか？
湯本さん 現在、Lot10の４階J’s Gate Diningと、パビリオン６階のトーキョーストリート内の２店舗ございます。