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golfcolゴルフというスポーツには、帰納と演繹の両方が求められます。帰納とは、目の

好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…
鈴木秀純
テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ

ゴルフの帰納と演繹

ゴルフというスポーツには、帰納と演繹の両方が求められます。
帰納とは、目の前の現象から「もしかするとAではないか?」と仮説を立て、技術や動作を試し、その結果を検証していく思考プロセスのこと。一方で演繹とは、帰納によって得られた結果を“再現性のある法則”としてまとめ、実践で活かしていくことです。例えば、今日のドライバーショットがフック気味で左に大きく曲がる傾向があったとします。このとき、次のような**帰納(推測)**を行います。

• 「右肘から下の前腕を内旋させて、強く“押して”しまっているのではないか?」
• 「駒回しのように右肘を“引く”動きができていないのでは?」
• 「あるいは、その“引くタイミング”が遅れているのでは?」

人間の前腕は、肘の向きを変えずに手の平を約180度回せてしまうため、スイング中に右前腕を内旋させてフェースを急激にローテーションしてしまう可能性があります。そこで、右手・右肘・フェース面を同調させながらスイングし、弾道の変化を確認してみます。

帰納が演繹へ変わる瞬間
実際のコースで弾道が安定し、再現性が出てくると、それまでの推測は単なる仮説から**信頼できる法則(演繹)**へと昇格します。これが「帰納 → 演繹」へとつながる流れです。

演繹の数がゴルフ力になる
ゴルフには、このような技術的仮説(帰納)と検証による法則化(演繹)が無数に存在します。そして使える“演繹(法則)”が増えるほど、判断と調整の質が上がり、自然とスコアも良くなっていきます。

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