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好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…
鈴木秀純
テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ

ゴルフにおける人間の行動原理

ゴルフスイングは振ることとボールに当てることの両方が必要です。人間の行動原理はシンプルで「痛みを避けて快楽を得ようとします」のでゴルフもしっかり振ってボールに当たらなくなってくると振らずに当てるスイングになっていきます。当てるだけのスイングにはスピードがありませんのでボールは飛びませんし、スイングが小さくなってトップしたりフリップしてダフったりします。すると「痛みを避けたくなるので快楽を得るために」ある人は正しい動きを習得しようと練習や学習をしますし、またある人はゴルフをやめてしまいます。優先順位としてはまずしっかり振ることが先です。力がではなく技術でシャフトをしならせてヘッドスピードを速くすることが必要なのですが、最初は振ることができてもなかなかボールに当たりません。ここでボールに当たらない不快感という「痛みを避けない」ことが大切になります。なので練習方法としてはボールを打つよりも素振りを多めにした方が良くなります。例えば練習場で1球打ったら3回素振りというように振ることを多めに行うのです。また練習場でボールを打つ場合はアイアンでも低いティアップをすると「痛みを避けて快楽を得やすくなる」のでボールに当てようとして振れなくなることを防ぐことができます。ゴルフはややもすると痛みばかりになって先にも述べたように辞めたくなるスポーツでもあります。長くゴルフをやっている人で「もう辞める」と言ってなかなか辞めない人も多いのですが。この人は「痛みを避けて快楽を得る」方法を既に知っている人ということです。人間の行動原理を上手に利用してゴルフを楽しんでいただけたらと思います。

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