Hello Malaysia

golfcol通常私は練習場でレッスンをしていますので、多くの生徒さんがコー

好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…
鈴木秀純
テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ

グリーンの傾斜を分析する

 皆さんこんにちは。ゴルフの調子はいかがでしょうか。7月初旬からマレーシアのゴルフのカートも1人1台ではなく、通常通りの人数が乗車してもよくなりましたね。ゴルフ場としてはありがたいことです。
 さて今週はグリーンの傾斜を分析するというお話です。ゴルフというスポーツは雨が降ってもプレーをします。マレーシアでは凄いスコールが雷を伴って降るので雨の中でプレーすることは少ないかもしれませんが、通常は雨でも問題無くプレーします。つまり、ゴルフコースというのは水はけのことを考えて設計されています。特にグリーンやフェアウェイに水たまりができないように写真のような見えない工夫がされています。芝の下の地中には30cmほどの溝が掘ってあり、砂利や砂、そしてパイプが埋められ、雨が降ってもすぐに水が流れていくようになっているのです。つまり毎ホールグリーンの傾斜を読むときに、このように水はけを考慮しているということを思い出せればパッティングのラインを読むための参考情報となるということです。何も分析せずただただボールに向かって歩くのではなく、グリーンに向かって歩きながら「このグリーンは左に傾いているな」とか、「あそこに排水溝があるから傾斜はそこに向かっているな」と分析をしていくのです。いつもラウンドしているコースなら余裕もでてくるでしょうから、このような目配りをして覚えていくと良いでしょう。水は必ず高いところから低いところに流れます。ボールも高いところから低いところに転がります。

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