Hello Malaysia

golfcolゴルフクラブのセッティングの中でスコアーメイクには欠かせないウェッジ。

好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…
鈴木秀純
テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ

ウェッジのソールを削る

ゴルフクラブのセッティングの中でスコアーメイクには欠かせないウェッジ。今回もマレーシアのパブリカショッピングモール内にあるTPS GOLFさんに54度と58度のウェッジのソールをいい感じに削って仕上げて頂きました。
削る前の使用感はアプローチの短い距離でボールがフェースに上手く乗らず滑ってしまっていました。これを通称「ポッコン」と言います。その結果ボールにバックスピンが上手く掛からず距離感がズレやすくなっていました。TPS GOLFさんはこの原因がソールの形状にあると見抜きどの部分をどう削ればウェッジが生まれる変わるのかを説明してくれました。まずウェッジのソールに黒マジックでこれから削るところに色を塗ります。その後マジックで塗った部分を電動のグラインダーで削っていきます。これにはセンスと技術が必要で、クラブを削る人がそのクラブを使うプレーヤーの感覚を理解していないと上手く仕上がっていきません。通常ツアープロであれば各会場にメーカーのクラフトマンが帯同してプロ達の細かい要望に応えているのですが、マレーシアのKLでツアープロと同じサービスが受けられる。このセンスと技術を持つTPS GOLFさんは非常に貴重な存在です。ゴルフが上達したい方にとってアプローチの上達は必要不可欠。そのアプローチで最も使用頻度が高いウェッジをただ買ってそのまま使ってしまっている人は多いのではないでしょうか。ロフト、ライ角、バンス角、ソール形状が自分に合っていることがとても大切。是非読者の皆さんもこの素晴らしい使用感を味わって頂きたいと思います。ウェッジが自分の体の一部のような感覚になってくれますよ。

テンプラーパークCCゴルフアカデミー
Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617
Email: hidezumi2263@gmail.com
Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson