Hello Malaysia

golfcol皆さんこんにちは。ゴルフの調子はいかがでしょうか。今年の乾季は

好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…
鈴木秀純
テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ

アプローチの生き球死に球

 皆さんこんにちは。ゴルフの調子はいかがでしょうか。今年の乾季は雨が少ないようでゴルフコースもかなり地面が固くなってきていますね。ドライバーは飛んで嬉しいですが、アプローチは止まりませんね。なので、今週はアプローチの生き球死に球についてお話したいと思います。

 まず、生き球とはボールが地面に着地してから転がるもの。そして、死に球とはボールが地面に着地してから止まるもの。ですので、マレーシアの乾季でボールを止めたいなら死に球を打てなければならないということです。生き球と死に球では構えが違います。生き球を打つなら写真Aのようにハンドファーストに構えてスイング中のインパクトでも再度ハンドファーストになります。一方死に球を打つなら写真Bのようにハンドレイト(シャフト真っすぐ)に構えてスイング中のインパクトでも再度ハンドレイト(シャフト真っすぐ)になります。

例えばバンカー越えの35ヤードのアプローチ、ピンはエッジから8ヤード、グラブはSW。この状況でハンドファーストの構えやハンドファーストのインパクト(つまり生き球の動きで)死に球を打とうとしてないでしょうか。生き球の動きではボールは地面に着地後転がってピンを大きくオーバーしてしまうはずです。死に球に適したハンドレイト(シャフト真っすぐ)で構え同様のインパクトを迎えられればボールはエッジから8ヤード以内に止まるのです。もちろん死に球のアプローチはスイングが大きくなりますので、難しくリスクも高いのですが、1ラウンドで数回必要になったら使ってみてください。まあ、そもそも死に球を打たなければならない状況になることが問題ではあるのですが。

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