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ウィー・カション運輸相は19日の下院議会質疑で、東海岸鉄道線(ECRL)および高速鉄道(HSR

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2022年7月28日

【マレーシア最新ニュース】

東海岸鉄道と高速鉄道は
確実に完成させる=運輸相

ウィー・カション運輸相は19日の下院議会質疑で、東海岸鉄道線(ECRL)および高速鉄道(HSR)を確実に完成させる意向を改めて示した。
ECRLは、クランタン州のコタバルとセランゴール州のポートクランを結ぶ全長665キロメートルの鉄道で、総工費は550億リンギ。ウィー運輸相によると、6月現在の建設進捗率は31.48%。完成時にはクランタン州からクアラルンプール(KL)への移動時間は、現在の7ー8時間から4時間に短縮される。
KLとシンガポールを結ぶHSRは2021年1月に中止が発表されたが、2021年11月にイスマイル・サブリ・ヤアコブ首相がシンガポールのリー・シェンロン首相に対し復活を提案。2022年5月に両国の運輸相が会談し、復活に向けた折衝を開始した。タイとの間でも2022年5月に、KLとタイのバンコクを結ぶHSRについて検討する合同特別委員会の設置に合意している。ウィー運輸相は、運輸省ではHSRを東南アジアの大陸部をつなぐ戦略的メガプロジェクトにスケールアップすることも検討していると述べた。
一方で首都圏大量高速輸送(MRT)プトラジャヤ線(MRT2)の進捗率は98.4%で、予定通り2023年1月に商業運転を開始できるとの見通しを表明。また全長51キロメートルのMRT環状線(MRT3)プロジェクトについては、プロジェクトマネジメント・コンサルタント(PMC)1件、土木工事(CMC)3件、システム工事1件の合計5件のパッケージが含まれ、鉄道開発のMRTコープが現在、PMCとCMCの請負業者3社を審査中で、システム工事入札も後日行われる予定だと述べた。
パン・ボルネオ高速道路(LPB)プロジェクトについては、サバ州とサラワク州のみならず、ブルネイとの道路接続も改善すると言明。公共事業省が、通行料金引き下げに向けて、建設業者との間で高速道路の再編成交渉を行っていると述べた。

提供:ASIA INFONET
asiainfonet.com

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