イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は13日、「労働安全衛生マスタープラン2021ー2025
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2021年10月15日
【マレーシア最新ニュース】
労働安全衛生マスタープラン発表、
健康的な労働文化形成目指す
イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は13日、「労働安全衛生マスタープラン2021ー2025(OSHMP25)」を発表した。健康的な労働文化の形成を促進させ、「マレーシア幸福指数(MyWI)」の向上を図る。 イスマイル首相は、職場での事故や死亡、病気の感染率を下げると説明。職場のみならず、在宅ワークなども考慮して策定したと述べた。OSHMP25は、▽公共部門における労働安全衛生(OSH)の向上▽職場での自主規制の慣行強化▽OSHの教育および研究▽労働衛生の強化▽中小企業におけるOSH順守の向上▽技術を取り入れたOSH強化▽交通安全やインフォーマルセクター(非公式経済)などにおけるOSHの改善ーーを柱としていると言明。OSH順守を怠ると国内総生産の年間売り上げは4%減少すると述べた。 またイスマイル首相は、新型コロナウイルス「Covid-19」感染症にも触れ、感染拡大は公衆衛生のみならず、経済的、社会的にも大きな影響を与えたと指摘。現状を乗り切るために、在宅勤務を実施したり職場での働き方を変える必要があるとした。 「労働安全衛生マスタープラン2020」では、労働者1,000人当たりの事故発生率は2.18%低下した。死亡率も45%ダウンした。また2020年の1万人当たりの死亡率は2.09%で、前年の3.83%を下回った。
提供:ASIA INFONET
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