Hello Malaysia

EGG IN MALAYSIA

消費量が多い卵

ローカルは生卵を食べません
日本と違い、現地では卵を生食で食べる習慣はありませんが、衛生面の意識の高まりから、最近では生食も可能な高品質の卵が地元のスーパーなどでも販売されていて、これまで主流だった「安価な卵(RM0.40~0.60/個)」に比べて、価格が2倍以上もする高級なブランド卵(10個入り:RM14〜)を多くのマレーシア人が買い求めるようになりました。実はこうした高級卵は、エアコンの効いたスーパーでのみ販売されていて、中には専用の冷蔵庫で販売されるブランド卵もあります。気になるのは当地で販売される卵でTKG(卵かけご飯)は可能かどうかですが、一部のブランド卵でパッケージに生食可と記載のあるものであればTKGが可能です。

地元スーパーの卵売り場。

消費量も日本人の比では無く、1日に3~4個食べる人も珍しくありません。朝市などでは30個入りのカートン(参考価格:30個でRM12~18)が飛ぶように売れています。

当地の食生活にはなくてはならない食材です
当地では、シンガポールなど近隣諸国への輸出用生産を含め、1日で約4千万個の卵が生産されており、この国の主要産業の1つです。マレーシアの人々は民族を問わず、卵を普段の食卓に無くてはならない食材と考えていて、1日に複数個食べる人も珍しくありません。

安心して食べられる安全な卵の選び方
当地で卵を安心して消費するにあたり最も重要なことは、農家が鶏に与えている飼料の品質を知ることです。マレーシア国内には様々な卵ブランドがありますが、それらの卵の品質を知る最も手っ取り早い方法が箱に記載されている飼料の特徴や栄養成分値を調べることです。また、マレーシアのスーパーで卵を選ぶ時は、保存方法と消費期限、価格にも注意しましょう。当地は常に湿度が高いため、鮮度を保つために専用の冷蔵庫や、エアコンなどできちんと温度調節されている売り場の卵を選ぶことも肝要です。次に賞味期限ですが、特に外国人である日本の方には、当地の卵を食べ慣れていないことも考えられるため、特に賞味期限に注意を払うことを強くお勧めします。スーパーで、賞味期限が近い卵が安売りされていることがありますが、こうした卵はお勧めしません。また、販売価格にも注意する必要があります。市場に出回る安い卵は、低品質の飼料を使用して、また非衛生的な養鶏場で飼育されているケースが少なくありません。販売価格が高めの卵には、必ずその理由があります。※RM1=31円

日本で人気の、黄身が鮮やかなオレンジ色をした栄養価が高いアスタキサンチン入り卵。当地ではケンコリ社が販売。大手スーパーのジャヤグローサーをはじめSEIBU The Exchange TRX、日本米・日本酒を販売する十九代目鈴木商店、Don Don Donkiなどで購入できます。

シャフィーさん
8mazing Sdn. Bhd. (1266791-M)
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