Hello Malaysia

WhatsApp利用

マレーシアでLINEはメジャーな存在ですか?

日本では圧倒的なポジションにあるLINEですが、マレーシアでは殆ど使われていない印象です。その代わりに何が使われているかといえば、メッセージアプリ「WhatsApp」です。当地では欠かせないコミュニケーションツールの一つで、日本で親しまれているLINEと同じようなSNSですが、当地では友人や家族とのやりとりだけではなく、会社内外への連絡ツールなど公私に渡り広く活用されています。日本ではあまり親しみのないWhatsAppですが、分布地は世界180カ国以上、20億人を超えるユーザーがおり、世界で最も使われているメッセージアプリの一つで、マレーシアでは、これなくしては生活に支障が出るほど必須のアプリなので、当地での生活が始まったら先ず最初にダウンロードしてください。WhatsAppは、他のメッセージアプリと同様に利用料は基本無料で、機能や操作方法はLINEとほぼ変わりませんが、唯一違うのが登録方法です。LINEに登録する際にはメールアドレスや電話番号、LINEID等の設定が必要なのに対し、WhatsAppは電話番号のみで登録できます。全てのWhatsAppアカウントに電話番号が紐付いているため、スマートフォンの電話帳に登録してある知り合いがWhatsAppユーザーであれば自動的にアプリにも同期されます。社内のスタッフや顧客の電話番号を登録すれば、同時にWhatsAppで連絡が取れるようになるので非常に便利です。プライベートはもちろん、社内のコミュニケーションツールとして導入する企業が増えているWhatsApp。LINEと同様にグループチャット機能があるため、案件ごと、部署ごとの連絡網としても活用されています。外出中でも、メッセージ受信時に通知が入るため、メールよりも素早いレスポンスができることもビジネスで利用されている理由の一つです。

WhatsAppを利用する上での注意点

ビジネスで活用されることが多くなっているWhatsAppですが、顧客や目上の方に最初からチャットで連絡を入れることは当地のビジネスマナーとしてもあまりお勧めできません。まずは一度、電話やメール等でWhatsAppで連絡してよいか確認してから活用するようにしましょう。