Hello Malaysia

子どもの予防接種

特に小さいお子様を持つ海外駐在員家庭の場合、お子様の予防接種を、一つ一つ忘れないように進めていく必要があります。また住む国や地域が異なると、かかりやすい病気も変わるので、気になる病気の予防接種について、医師や日本語通訳に相談してみましょう。

BCG
値段:RM80(2,400円)~
概要:出生後すぐ。
※瘢痕(注射痕)の心配のある場合は、出産する前に、医師とご相談ください。日本の場合は、生後5カ月から接種できますが、マレーシアでは結核のリスクが高いため、早めに接種する事をお勧めします。

DPT/IPV/Hib/HepB (6種混合)
値段:RM180(5,400円)〜
概要:生後2カ月、3カ月、5カ月と計3回接種。
※マレーシアは、ヒブの単体ワクチンがありません。

日本脳炎
値段:RM160(4,800円)~
概要:サラワク州でのみ定期接種。他の州は任意接種。
※マレーシアは、日本と異なり生ワクチンです。1歳から接種可能となり、最初の接種から1年後に追加接種。

MMR(麻疹・風疹・おたふくかぜ)
値段:RM70(2,100円)~
概要:マレーシアでは、9カ月に1回目を接種、その後1歳に2回目。
※おたふくかぜの単体ワクチンがない為、3種混合になります。

B型肝炎
値段:(子ども) RM45(1,350円)~
概要:出生後すぐ。2・3回目は6種混合
(DPT/Hib/IPV/B型肝炎)として接種することが多いです。

インフルエンザ
値段:RM80(2,400円)~
概要:マレーシアは1年中インフルエンザにかかる可能性があるので、1年毎に受けることが推奨されています。生後6カ月から接種可能です。

ロタウイルス
値段:1価 RM210(6,300円) 、5価 RM155(4,650円)
概要:ロタウイルスワクチンには、ロタリックス(1価)とロタテック(5価)の2種類があります。接種回数は、ロタ
リックス(1価)は2回接種、ロタテック(5価)は3回接種となっています。日本では、ロタリックス(1価)のほうが
よく使われていますが、マレーシアではロタテック(5価)の方が主流となっています。また、研究により2種類のワク
チンの有効性は同等と考えられています。マレーシアでは任意接種として認定されているので、希望する方を選択できます。

髄膜炎
値段:RM165(4,950円)
概要:髄膜炎菌は日本とマレーシアではまだ定期接種として認定されていませんが、オーストラリアやアメリカなどの国では定期接種ワクチンとして扱われています。生後6週~6カ月のお子様は2回接種が必要となります。
6カ月以上のお子様は“Nimenrix” ブランドの髄膜炎ワクチンが1回必要となります。

肺炎球菌
値段:プレベナー13価 RM340(10,200円)
概要:マレーシアの肺炎球菌ワクチンでは、10価と13価の2種類があり、13価が主流となっています。標準的なスケジュールでは、生後1年以内に3回を受け、生後12~15カ月に4回目(追加接種)を接種する予定となります。

※RM1 = 30円

アンナ シム医師