Hello Malaysia

配車サービス

今や生活の一部になっている「配車サービス」。自家用車を所有していても、お酒を伴う会食や駐車困難な場所への移動には利用する機会は多いです。

当地では、配車サービスが普及していますか?

日本国内でも普及が進んでいますが、マレーシアにおいても数年ほど前から市民の足として、もはや日常生活の中でなくてはならない存在が「配車サービス」。自家用車の有無に限らず、多くの人が目的に応じて利用しています。では、配車サービスが自家用車の代替えになるのか、といえば、それは車の利用頻度によります。毎日のように車を利用する必要があれば、やはり自家用車を所有しての移動の方が利便性が高いので、所有されることをお勧めします。一方で、週に2、3日の利用であれば、それがビジネス用途(営業・通勤)であっても、配車サービスの利用でそれほど不便を感じないでしょう。

さて、配車サービスが広く利用される理由の一つが、利用料金の明瞭会計システムや割安感。例えばGrab(グラブ)の場合、利用する車のグレードや時間帯により利用料金は変わりますが、目安の料金は5km=RM12(300円)。例えば、日本人の多く住むKL市内のモントキアラ地区からKLIA/KLIA2へ配車したとしてもRM80〜100(2,240~2,800円)程度で利用できます。また、オンラインで乗車料金を決済することができるのもメリットの一つ。アプリにクレジットカードやATMカードを予め登録しておけば、キャッシュレスで利用することができます(現金払いも可能です)。当地の配車サービスには「Grab」「AirAsia Ride」「Mula」など数種類の配車サービスがありますが、最も広く認知されているのがGrabです。最大手ということもありますが、Grabが重宝されている理由の一つは、アプリの完成度でしょう。Grabでは、利用者が運転手を評価できるシステムが導入されていたり、目的地までのルートにナビアプリが利用されていることなどから、外国人でも安心して利用することができます。

※RM1 = 28円

主要ショッピングモールでは、タクシースタンドのような「ピックアップ&ドロップオフ・ポイント」が設置されているところもあり、よりスムーズに乗車・下車が可能です。