Hello Malaysia

スマートIoTオフィスの構築

オフィス空間デザインとITテクノロジーを融合させた将来のオフィスとは?

IT通信大手のKDDI、日本品質のオフィス家具を揃えるUCHIDA MK、内装工事のスペシャリストであるFour Leaf Partnersの日系3社がこの度タッグを組み、withコロナの時代に求められる新しいオフィス作りを提唱します。

HM:この3社で始める新しい事業とは、どのようなものでしょうか。

KDDI松浦:当社がフィリピンで立ち上げた「オフィス設計施工とITインフラ構築をワンストップで提供するサービス」を更に進化させ、withコロナの時代に求められる新たなオフィス像をIoTテクノロジーで実現する”スマートオフィス”というコンセプトがあるのですが、このコンセプトに賛同いただき、マレーシアで積極的にプロモートしていきますので、まずはそのコンセプトについてお話させていただきます。

HM:はい、お願いします。

KDDI松浦:私たちはコロナという誰もが想像していなかった非常事態の中でリモートワークを経験し、良くも悪くも働き方が強制的に変えられ、多くのことの見直しを迫られています。オフィスの在り方もその一つに入るわけですが、スタッフがリモートで働くようになったとしてもオフィスがゼロになることはありません。ではこれからの社会の中で、オフィスの意義とはどういったものになるのでしょうか。今までのように、”オフィス=単なる執務をする場所”ではなく、そこに人が集まることによって創造性、知的生産性を上昇させる空間になる必要があると考えています。そのためにはまずは従業員が安心できる環境、そしてオフィスに来ることに意義を感じる環境であることが求められます。

HM:それをどのように実現するのでしょうか?

KDDI松浦:我々はITのテクノロジーと空間デザインを融合させ、それを実現させたいと考えています。例えば、ITを使った例としては顔認証のシステムでスタッフとゲストの体温管理やスタッフの勤怠管理を自動化したり、Co2のセンサーと換気システムを連動させて空気を常に綺麗な状態に保ちコロナ予防をしたり、スマートライトを使ってオフィス内の照明の色温度を自動的に調整して働く人の生体リズムを保ちスタッフが快適に働ける環境を作るなど、様々なアイデアがあります。最近では電源スイッチを触るのを嫌がる方が多いですよね。人感センサーでオフィスに人が来たら電気を点灯させることも可能です。

HM:細やかな配慮で、安心してオフィスで仕事ができそうですね。

KDDI松浦:オフィスの空間デザインの例では、先に申し上げたようにオフィス=単なる執務場所ではなく、創造性、知的生産性を上げる空間作りのために、求められるオフィスのファシリティは必然的に変わってきます。オフィスの中に快適なカフェを作ったり、コラボレーションエリアやブレインストーミングエリアを作ってコミュニケーションを活性化させたり、個人で仕事に集中できるエリアを作ったり、そこで働くスタッフが自宅では体験できないような空間を作ることによって自然とオフィスに集まって、集まった者同士で自然にコラボレーションが生まれる、というイメージです。そのためにどこにどのファシリティをどのように配置するのか、デザインをどうするかなど、お客様と向き合いながら作り上げて行くことが重要です。ところで、ABWという考え方をご存知ですか?

HM:いえ、どういったものですか?

KDDI松浦:“Activity Based Working”という1985年にオランダで提唱され始め、2000年頃から具体的なプロジェクトに展開された「仕事内容に応じて働き方を変える/働く場所を選ぶ」という考え方です。欧米の企業を中心にオフィス内に様々なファシリティを作って従業員が仕事内容に応じて働く場所を選択できるオフィス作りをしているのですが、コロナによってこの考え方が一気に加速するのではないかと思っています。そして更にABWが進化して、選択する働く場所はオフィス内だけではなく、カフェ、レンタルオフィス、コワーキングスペース、リゾート先、海外など地球上どこでも広がって行く可能性があります。その時に必要になるのがITのテクノロジーです。シームレスな環境で生産性を落とさないこと、スタッフがどこにいてもオフィスにいるのと同じことを実現できなければいけません。ネットワーク、セキュリティ、クラウド、アプリケーションなどこれらの技術を使ってそれを実現することができます。今まではオフィスの空間デザインとITインフラが別々に検討されてましたが、これからはこの2つの要素は切っても切れない関係になりとても重要な会社経営課題となる、そこでKDDIがまとめてコンサルティングさせていただき、お客様と共にその課題を解決していければと考えています。

HM:なるほど。IT企業のKDDIがシステムソリューションだけでなく、オフィスソリューションまで行っているのはそういった理由なんですね。具体的にはどのような役割になっていくのでしょうか。

KDDI松浦:まずKDDIがお客様にヒアリングをさせていただき、オフィス設計、デザイン、ITインフラのご提案をさせていただきます。そこから実行部隊として、Four Leafが施工、UCHIDAがオフィス家具を提供します。プロジェクト全体のマネジメントをKDDIが、Forleaf一級建築士の田島さんが施工管理することで日本品質でお客様の理想のオフィスを実現します。

FourLeaf田島:弊社はマレーシアでは8年、日本を入れると25年の内装工事経験となりますので、工事に関してはお任せください。

KDDI松浦:UCHIDAは日本品質のオフィス家具を提供してくださいます。特に最適な座り心地を提供してくれるオフィスチェアで執務者の長時間の仕事もしっかりサポートしてくれます。

UCHIDA岡田:KL近郊のシャーアラム工場において日本基準による品質管理で製造、KDDI社、Four Leaf社との連携で素早く現地のお客様にお届けいたします。

HM:日系3社の協業というのは本当に頼もしいですね。最後に2021年の今後の展開について教えてください。

KDDI松浦:2020年に引き続き、2021年もこの新型コロナにより厳しい経済環境が続くことが予想されますが、このコロナショックを契機に世の中全体が良い方向に変化していくのではないか、人類自身が今までの生活スタイルを見直す契機になるのではないかと思っています。当社の事業分野でいえば、オフィスの再設計、働き方の在り方、IT/IoT、DXなどがキーワードとなりますが、今まで以上にオフィス設計とITテクノロジーとの関係が密接なものとなり、会社経営上の重要課題になるものと考えていますので、これらのキーワードをベースに在マレーシア日系企業様をはじめ非日系企業様も含めてサービスを展開していきたいと思っております。

 

この方々にお話をお聞きしました

KDDI 松浦さん

グローバルICTのノウハウを持つKDDIが、オフィス探しから空間デザイン、システムアプリケーションまでワンストップでご提案いたします。

KDDI Malaysia Sdn. Bhd. (500201-K)
125, 24th Floor, UBN Tower 10 Jalan P. Ramlee, 50250 KL.
Tel. +603-2070-5455 | my.kddi.com

UCHIDA 岡田さん

日本品質のチェアをはじめとしたオフィス家具を提供。長時間座り続ける人を優しくサポートするオフィスチェアはスタッフの作業効率も向上させると評判です。

UCHIDA MK SDN. BHD. (174230-A)
Lot 719, Seksyen 26, HICOM, 40400 Shah Alam, Selangor.
Tel. +603-5191-2322 | www.uchidamk.com.my

Four Leaf Partners 田島さん

一級建築士の田島社長率いるFour Leaf Partnersが工事の業者選定や工期の管理など、お客様の理想のオフィスを確実に具現化いたします。

FOUR LEAF PARTNERS SDN. BHD. (1026198-A)
2-07, Menara MBMR, No.1, Jalan Syed Putra, 58000 KL.
Tel. +603-2724-3846 | www.fourleaf-p.com