Hello Malaysia

屋台飯

庶民の台所と言われるのが「屋台」。マレー、中華、インドに加えて和食やイタリア料理も人気。

ロティチャナイ

小麦粉の生地をたっぷりのサラダ油で薄く伸ばし、パイのように折り重ねて作るロティチャナイは民族問わず愛される国民的軽食です。インド系の屋台で注文可能で、何も具が入らないスタンダードなタイプは「ロティチャナイ」と呼び、これにバナナが入ると「ロティピサン」、卵が入ると「ロティタロ」などと呼び名が変わる仕組みです。ロティチャナイを注文すると必ずカレーのルー(無料)が一緒についてくるので、当地では朝食、または夜食の定番メニューですが、カロリーが非常に高く、メニューによってはー食で、ご飯5杯分のカロリーになるものも。安価で美味しいのですが、ハマらない程度に楽しみたい一品です。

ナシレマ

ナシレマも、民族問わず愛される国民的料理。ナシはマレー語で「ご飯」。レマは「脂肪」という意味で、ココナッツミルクで炊いたご飯にピーナッツ、煮干し、半分に切ったゆで卵などを添えて頂きます。伝統的には、バナナの葉に包まれていますが、フライドチキンや焼魚などの「おかず」を追加して注文する際は皿に盛られてサーブされます。尚、街中のいたるところに、ナシレマを出す屋台がありますが、人気店の決め手は添付の甘辛いサンバルソース(チリソース)で、ナシレマにとっては、お店の売れ行きを左右するほど、このサンバルソースの良し悪しが重要なポイントになります。

バナナの葉に包まれたナシレマは、主にお持ち帰り用。サイズも小さく、朝食の定番です。

その他にも、こんな屋台料理もお勧め。滞在中にぜひお試しください!

醤油ベースのソースが絡む、「ホッケンミー」。

客家系中国人の伝統食「るい茶」は、ミントやナッツ等のハーブをすりつぶしたスープが特徴。

うどんにも似た「パンミー」は汁麺と汁なしがあります。

当地の炒飯は、ご飯がパラパラで、日本人にも大人気。

当地のコーヒーは、砂糖やコンデンスミルクたっぷり。

チキンライスやローストダックライスも、屋台なら手頃に頂けます。

中華系にとって、週末の朝の定番である点心。専門店でなくても、屋台で格安で楽しめます。