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バンカーショットはどこを操作する?

golfcolバンカーショットが苦手な方に質問です。皆さんは、バンカーから脱出しよう 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ バンカーショットはどこを操作する? バンカーショットが苦手な方に質問です。皆さんは、バンカーから脱出しようとした時、ゴルフクラブのどこを操作しようとしているでしょうか?ゴルフクラブは大きく分けると、3つのパーツで構成されています。手で握る「グリップ」、棒状の「シャフト」、そして砂に入っていく「ヘッド」です。では、「この3つのうち、どれか1つだけ操作していいですよ」と言われたら、何を選びますか?レッスン中に聞くと、多くの方が「ヘッド」と答えます。バンカーは砂を爆発させて打つショットですから、「ヘッドを砂に入れなきゃ」「ヘッドを滑らせなきゃ」と考えてしまうのは自然なことです。しかし、結論から言うと、バンカーショットでも操作するべき場所は「ヘッド」ではありません。答えは「グリップ」です。さらに言えば、一番意識したいのはグリップの先端にある「グリップエンド」です。なぜでしょうか。理由はシンプルです。バンカーが苦手な方ほど、砂にヘッドを入れよう、ボールを上げようとする意識が強くなり、ヘッドを直接操作し始めます。すると、ダウンスイングで手元が浮き、クラブが暴れ、結果としてトップ、ホームラン、ザックリ、脱出失敗といったミスが起こりやすくなります。特に多いのが、「砂を打たなきゃ」と思うあまり、ヘッドだけを下に振り下ろしてしまう動きです。これではクラブの入射やバウンスが安定せず、再現性が低くなってしまいます。一方で、グリップエンドをコントロールする意識を持つとどうでしょうか。グリップエンドがお腹の重心方向を向き続けながら動けると、クラブと体の一体感が生まれます。すると、ヘッドは自然な軌道で砂に入り、結果としてバウンスも使いやすくなります。ここで大切なのは、「砂を打ちにいく」のではなく、「グリップエンドを動かした結果としてヘッドが砂に入る」という考え方です。例えば車を運転する時に、タイヤそのものを操作する人はいません。ハンドルを操作して車全体を動かします。バンカーショットも同じで、ヘッドを直接コントロールしようとするより、グリップエンドを基準にした方がクラブ全体が安定して動いてくれます。もちろん、バンカーにはフェースを開く、砂を取る量を調整する、バウンスを使うといった技術も必要です。しかし、その土台にあるのは「どこを操作するか」という考え方です。「ヘッドで砂を叩く」から「グリップエンドを動かす」へ。この意識の変化だけでも、バンカーショットの再現性は大きく変わります。もし今、バンカーで苦戦しているのであれば、一度“ヘッドを操作する意識”を手放し、グリップエンドに注目してみるのも良いかもしれません。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

コース派?練習場派?

golfcolゴルファーの皆さんは、自分の調子を整えたり、スイングの感覚を掴んだりす 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ コース派?練習場派? ゴルファーの皆さんは、自分の調子を整えたり、スイングの感覚を掴んだりする時、どちらの環境を重視するタイプでしょうか。「コース派」でしょうか。それとも「練習場派」でしょうか。ちなみに私は完全に“コース派”です。プロになる前、20代で試合を目指していた修行時代も、できるだけコースで感覚を磨くことを選んでいました。当時、例えば早朝に1時間だけ練習時間が取れるとします。最初の頃の私は、その時間を使って練習場で100球打つことを選んでいました。とにかくプロになるには、人より多くボールを打たなければいけないと思っていたからです。実際、球数をこなすことで安心感もあり、「今日は練習した」という満足感もありました。しかし、ある時ふと考えました。「この1時間を使って、コースを4ホールだけ歩きながら回った方が、実戦的なのではないか」と。そこで、キャディバッグを担ぎ、早朝の空いた時間に数ホールだけラウンドする練習を始めました。もちろん4ホールですから、100球も打てません。1つの場所から打つ球数は1球か2球程度。アプローチやパッティングも各ホール数回しかできません。でも、不思議なことに、この練習方法に変えてから、自分のスコアは安定し始め、技術も一気にプロレベルへ近づいていきました。なぜか。それはコースには「1球の重み」があるからです。練習場では同じクラブを何度も繰り返し打つことができます。しかしコースでは、ライも風も傾斜も毎回違います。しかも“打ち直し”はありません。その1球に対して考え、決断し、結果を受け入れる。この繰り返しが、技術だけでなく判断力やメンタルも育ててくれたのだと思います。また、歩きながらプレーすることで、体力やリズム、呼吸感覚まで含めた“ゴルフ全体”を学ぶことができました。練習場では見えなかった課題も、コースに出ると驚くほどはっきり見えてきます。もちろん、このような練習方法は、気軽にラウンドできる環境があってこそ成り立つものです。その点、マレーシアは比較的コース環境に恵まれており、アマチュアの方でも「練習のためのラウンド」を取り入れやすい国だと思います。「練習場ではいい感じなのに、コースに行くと上手くいかない」そんな悩みを持つ方は、一度“スコアを気にしない練習ラウンド”を試してみるのも良いかもしれません。結果ではなく、感覚や状況対応を学ぶつもりで回るだけでも、多くの発見があるはずです。一方で、「自分は練習場で調子を作るタイプだ」という方ももちろんいます。動画を撮影しながらスイングを確認したり、コーチに習いながら整理整頓していく方法も非常に効果的です。特に技術的な修正や反復練習は、練習場ならではの強みと言えるでしょう。ゴルフは、環境が人を育てるスポーツでもあります。コースで育つゴルファーもいれば、練習場で育つゴルファーもいる。大切なのは、自分がどちらの環境で感覚を掴みやすいのかを知ることなのかもしれません。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

屋外打ちっ放し型?それとも室内都市型?  

golfcol「ゴルフの練習場」と聞いて、皆さんはどんな風景を思い浮かべるでしょうか。 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…鈴木秀純テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ 屋外打ちっ放し型?それとも室内都市型?   「ゴルフの練習場」と聞いて、皆さんはどんな風景を思い浮かべるでしょうか。広々とした空の下、ボールが一直線に飛んでいく―昔ながらの屋外打ちっ放し型をイメージされる方が多いかもしれません。一方で近年は、都市部を中心に室内型のゴルフ練習施設も急速に増えてきました。シミュレーターや弾道計測器を活用し、オフィス街や繁華街でも気軽にゴルフの練習ができる環境が整いつつあります。ここマレーシアに目を向けると、依然として屋外打ちっ放し型が主流ではありますが、室内型施設も徐々に増え、選択肢が広がってきています。屋外打ちっ放し型の最大の魅力は、やはりその開放感とコストパフォーマンスです。100球RM20前後というリーズナブルなボール代で、実際のコースさながらにボールの弾道や飛距離を目で確認できるのは大きなメリットです。風や気温といった自然環境も含めて体感できるため、実戦に近い感覚を養うには最適な環境と言えるでしょう。ただし、マレーシア特有の気候も無視できません。日中は非常に暑く、時間帯によっては練習どころではないコンディションになることもあります。そのため、夜の時間帯に利用者が集中し、なかには夜10時がピーク、さらには深夜3時頃まで営業している練習場も存在します。ゴルフが“ナイトスポーツ”のような一面を持っているのも、マレーシアならではの特徴です。では、室内型の練習施設はどうでしょうか。こちらは主に時間制の料金体系が採用されており、1時間RM50前後と、屋外に比べるとやや割高に感じるかもしれません。しかしその分、冷房の効いた快適な環境で、天候や時間帯に左右されることなく練習できるという大きな利点があります。さらに、シミュレーターによるデータ解析やスイングチェックが可能なため、自分の課題を数値で把握しながら効率的に上達を目指せる点も魅力です。忙しいビジネスパーソンにとっては、「短時間で質の高い練習」ができる場所として重宝されています。この流れは、隣国シンガポールを見るとより顕著です。シンガポールでは屋外の練習場が市街地から遠く、移動に時間とコストがかかります。タクシーで往復すると日本円で5000円程度になることもあり、気軽に通える環境とは言えません。そのため、金融街の中心部にある室内型練習施設が大きな支持を集めています。実際に、私の友人が最近始めた施設では、朝7時から夜11時まで会員が自由に出入りできる仕組みになっており、入退館はカードキーで管理。さらに打席の予約は専用アプリから行い、料金は月額制のサブスクリプションモデルを採用しています。都市の中心で、移動時間をかけずに、快適な環境で練習できる――。1時間あたり約4000円という価格設定であっても、その利便性と効率性が評価され、多くのビジネスパーソンのニーズにマッチしているのです。屋外の開放感と実戦性か、室内の快適さと効率性か。どちらが優れているというよりも、それぞれに明確な特徴と価値があります。自分のライフスタイルや目的に合わせて練習環境を選ぶことが、これからのゴルフ上達において重要なポイントになるのかもしれません。 テンプラーパークCCゴルフアカデミーTel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617Email: hidezumi2263@gmail.comWebsite: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

ティーイングエリア(ティーグラウンド)の使い方  

golfcolゴルフのスタート地点であるティーイングエリア(旧ティーグラウンド)は、 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて…鈴木秀純テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ ティーイングエリア(ティーグラウンド)の使い方   ゴルフのスタート地点であるティーイングエリア(旧ティーグラウンド)は、単にボールを置いて打つだけの場所ではありません。ここでの立ち位置や狙い方ひとつで、そのホールの難易度や結果が大きく変わる、いわば「最初の戦略ポイント」です。まず基本となるのがルールの理解です。ティーショットは、2つのティーマークの先端を結んだ線から後方2クラブレングス以内(およそ約2メートル)の長方形エリア内で行う必要があります。この範囲の中であれば、左右どこを使っても問題ありません。意外とこの“横の広さ”を有効活用できていないゴルファーが多いのが現実です。次に大切なのが「立ち位置の選定」です。できるだけ足場が平らで、芝の状態が良い場所を選びましょう。わずかな傾斜や凸凹でもスイングに影響を与え、ミスショットの原因になります。特にティーショットは力みやすいため、少しでも不安要素は取り除いておくことが重要です。そして戦略面で非常に重要なのが、「コースの広さをどう使うか」という視点です。例えば右側がOBであれば、ティーグラウンドの左サイドに立つことで、視覚的にも実際のプレーエリアとしても余裕が生まれます。逆に左が危険であれば右サイドを使う。このように、自分から“安全な幅”を広げにいく意識がスコアメイクには欠かせません。ここで注意したいのが、ティーマークの向きに惑わされないことです。ティーマークは必ずしもフェアウェイのセンターや最適な狙い方向を示しているとは限りません。設置の都合やコース設計上の意図で、微妙に方向がずれていることもあります。大切なのは、後方からフェアウェイ全体を見渡し、自分が狙いたいラインをしっかりと決めることです。さらに、視覚的な効果も上手く活用しましょう。同じホールでも、ティーグラウンドのどこに立つかによって景色の見え方は大きく変わります。狭く見える位置に立てばプレッシャーがかかり、広く見える位置に立てば自然とスイングもリラックスします。人間の感覚は想像以上に視覚に左右されるため、「広く見える場所」を選ぶことは非常に合理的な戦略です。では、実際のティーグラウンドでのルーティンも整理しておきましょう。まず最初に行うべきことは「全体の確認」です。クラブを持つ前に、風の向きや強さ、OBやハザードの位置、フェアウェイの傾斜などを冷静に観察します。このひと手間が、その後の判断の質を大きく高めます。次に「エリア探し」です。ルール内の範囲で、平らで構えやすく、かつ自分の狙い方向に対して無理のないスタンスが取れる場所を選びます。ここで妥協しないことが大切です。そして最後に「スパット(目印)探し」。ボールの先、数十センチから数メートルの範囲にあるディボット跡や落ち葉など、小さな目印を見つけ、それを中間目標に設定します。遠くのターゲットだけを見て構えるよりも、はるかに方向性が安定します。ティーグラウンドは“自由に使えるエリア”でありながら、その使い方次第で結果が大きく変わる場所です。何気なく立って打つのではなく、「どこから、どこへ、どう打つか」を考えることで、ティーショットの精度は確実に向上します。最初の一打を整えることが、そのホール全体を整えることにつながる。ティーグラウンドを味方につけることが、スコアアップへの第一歩です。 テンプラーパークCCゴルフアカデミーTel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617Email: hidezumi2263@gmail.comWebsite: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

ゴルフはあるがまま自己申告

golfcolゴルフには審判がいません。 プレーの結果はすべて自分で判断し、自分でスコア 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ ゴルフはあるがまま自己申告 ゴルフには審判がいません。 プレーの結果はすべて自分で判断し、自分でスコアカードに記入します。つまりこの競技は、他の多くのスポーツとは違い、「自己申告」と「誠実さ」によって成り立っている非常に稀有なゲームです。  そこには嘘も隠しごとも、本来は存在しません。 ごまかそうと思えばできてしまう環境でありながら、それをしないことに価値がある―それがゴルフの本質です。  しかし現実には、スコアを少なく申告する「過少申告」や、ボールが見つからない場面でポケットからそっと別のボールを落とす、いわゆる“卵産業”のような行為が存在するのも事実です。中にはバンカーから手でボールを投げて脱出するような極端なケースもあり、そこまでいくと呆れるを通り越して、苦笑してしまうことすらあります。  けれども、こうした不正は長くは続きません。 なぜならゴルフは「人に見られているかどうか」ではなく、「自分が自分をどう見るか」が問われる競技だからです。小さな嘘はやがて周囲にも伝わり、結果として自分自身の信頼を損なうことになります。ゴルフ規則にも、その精神は明確に示されています。  誠実さ(Integrity) 審判がいなくても、自らルールに従い、正直にスコアを申告すること。 故意に不正を行わず、自分の行動に責任を持つ姿勢が求められます。  相手への心くばり(Courtesy & Respect) 他のプレーヤーのプレーを妨げず、静かに見守ること。 安全への配慮を忘れず、常に礼儀正しく、洗練されたマナーで振る舞うことが大切です。コースの保護(Course Protection) ディボット跡に目土を入れる、バンカーをならす、グリーン上のボールマークを修復する。 自分がつけた傷跡をきちんと整え、次にプレーする人のためにコースを良い状態に保つ意識が求められます。  ゴルフは単なる技術やスコアを競うスポーツではありません。 その人の人間性や価値観が、そのままプレーに表れる競技です。だからこそ「あるがまま」にプレーすること。 良いショットもミスショットも、不運もすべて受け入れ、自分に正直でいることが、結果的にゴルフを一番楽しめる近道なのかもしれません。  スコア以上に大切なものがある―それに気づいたとき、ゴルフはさらに奥深く、魅力的なものになっていきます。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

ウェッジの組み合わせ

golfcolゴルフクラブのセッティングの中でも、スコアメイクに大きく影響するのがウェ 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ ウェッジの組み合わせ ゴルフクラブのセッティングの中でも、スコアメイクに大きく影響するのがウェッジの組み合わせです。特にサンドウェッジ(SW)やアプローチウェッジ(AW)は、アイアンセットに含まれている純正のクラブではなく、別メーカーや別モデルを組み合わせてゴルフバッグに入れているアマチュアゴルファーの方も多いのではないでしょうか。  ウェッジ選びでは、まずロフト角の組み合わせが重要になります。例えばSWを56度、58度、60度のどれにするかによって、その下の番手であるAWのロフトを48度、50度、52度、54度などどれにするかが変わってきます。ロフトの間隔を適切に保つことで、フルショットやコントロールショットの距離の階段をきれいに作ることができるためです。  さらにウェッジ選びで見逃せないのが「バンス角」です。バンス角とはソール(クラブの底)が地面に対してどれだけ出っ張っているかを示す角度のことで、一般的には3度から14度程度まで様々な種類があります。バンス角が大きいとクラブが地面に潜りにくく、砂や柔らかい芝で使いやすくなります。一方でバンス角が小さいと、薄い芝や硬い地面でもボールにコンタクトしやすくなります。メーカーごとにソール形状も異なるため、同じバンス角でも打感や抜け方が変わるのもウェッジ選びの面白いところです。  例えば私の場合、サンドウェッジは58度を使用していますが、バンス角6度のものと8度のものを用意しており、その日の自分の調子やコースの芝の状態によって使い分けています。芝が柔らかい場合やバンカーが多いコースではバンスが少し多いものを、逆に芝が薄く硬いコンディションではバンスの少ないものを選ぶことで、より安定したアプローチショットが打てるようになります。  またアプローチウェッジは52度を使用していますが、実際には54度のウェッジを2度ロフトを立てて52度に調整し、バンス角を10度から8度にして使っています。このようにロフト調整をすることで、自分の距離感やプレースタイルに合わせた細かなセッティングを作ることができます。 一般的にアマチュアゴルファーに多いセッティングとしては、サンドウェッジが56度でバンス角12度~14度、アプローチウェッジが50度でバンス角12度といった組み合わせがよく見られます。しかし、コース環境によって最適なウェッジは変わります。例えばマレーシアのコースでは芝が薄い状態が多く、地面も硬いことが少なくありません。そのため、バンス角が大きすぎるウェッジよりも、比較的バンスの少ないウェッジの方が使いやすく感じる場面が多いでしょう。  ウェッジはスコアを作るクラブと言われるほど重要な存在です。ロフト角のバランスだけでなく、バンス角やソール形状、さらにはコースコンディションまで考慮して、自分に合った組み合わせを見つけることがスコアアップへの近道になると言えるでしょう。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

左手で押して右手で引く

golfcolゴルフクラブを握っている「手の中」に、実は大きな秘密があるのをご存知で 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ 左手で押して右手で引く ゴルフクラブを握っている「手の中」に、実は大きな秘密があるのをご存知でしょうか。 ポイントは「左手で押す」「右手で引く」という、エネルギーの方向です。この“押し引き”のベクトルが、スイングの安定と再現性を大きく左右します。  まず、ように矢印の方向へ左手で押します。 ここで重要なのは“押す方向”。シャフトに沿って、ヘッド方向へ押すイメージです。  次に、右手で引きます。 こちらも方向がポイントで、シャフトに沿ってグリップエンド方向へ引きます。この「押し引き」が正しくできると、自然に脇が締まり、ように体とクラブの一体感が生まれます。その感覚を保ったまま、バックスイングを始動します。大切なのは、スイング中もこの「押し引き」の方向を変えないこと。ここが崩れると、体とクラブの関係性が乱れ、再現性が落ちてしまいます。  もちろん、スイングには個人差がありますので、左右の「押し引き」のバランスはそれぞれに合わせて調整が必要です。  この技術は、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、アプローチ、バンカーまで、すべてのクラブに共通して活用できます。特に、右利き男性で腕力に頼りやすく、首切りカットスイング(スライス)傾向のある方には非常に効果的です。  知らなかった技術を知ることで、ゴルフはさらに面白くなります。 一人ひとりに合ったスイングを、一緒に作り上げていきましょう。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

在り方と余白で引き寄せる

golfcolトスコアやコンペ優勝を引き寄せてしまうことがあります。  「そんなつもりじ 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ 在り方と余白で引き寄せる ゴルフというスポーツでは、 「力んではいけない」「もっと力を抜いて」「ガッつくな」 そんなアドバイスをよく耳にします。  また、ゴルフ仲間から 「今のショット、力みなく打ててたね」 と言われるような、気持ちのいい一打もありますよね。  この差は何なのでしょうか。  結論から言うと、 大切なのは 自分の「在り方」と「余白」 です。 まず「在り方」とは、「ありのまま」「そのまま」という意味です。  コースの中でどんなことが起こっても、 揺れない・ブレない自分を保てている状態のこと。  たとえば―  ・バンカーショットで一度で脱出できなくても 「まあ、そんなこともあるよね」と受け止め、次でベタピンに寄せる。  ・グリーンを狙ったショットをミスしても、 アプローチでしっかり寄せてパーをセーブする。  感情に飲み込まれず、淡々と次の一打に向かえる状態。 それが「在り方」です。 では「余白」とは何でしょうか。  別の言葉で言えば、「スペース」「間」「余裕」です。  在り方が整ってくると、 慌てたり焦ったりしなくなります。 すると、自分のゴルフに“余白”が生まれます。  たとえば― 「今日は体調が万全じゃないから、そこそこのゴルフでいいや」 「最後まで気持ちよく回れれば十分」  そんな余裕が、結果として ベストスコアやコンペ優勝を引き寄せてしまうことがあります。  「そんなつもりじゃなかったのに」 気づけば、好結果のほうから寄ってくる。  不思議ですが、コツを知れば起こりうる現象です。  「入れよう」と思っていない日に、 なぜかパターがポコポコ入る。 あれも、まさに余白の力です。この「在り方」と「余白」は、 実はゴルフだけの話ではありません。  仕事でも、人間関係でも、人生そのものでも同じです。  自分の軸が整い、余白が生まれたとき、 物事は自然と流れ始めます。  この感覚を体感として身につけることができれば、 それはきっと一生ものの財産になることでしょう。  そしてそのコツは、ゴルフを通じて学ぶこともできます。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com … Read more 在り方と余白で引き寄せる

パッティングのラインは「3等分」で読む

golfcolパッティングラインを読むとき、皆さんはどんなイメージを持っていますか? 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ パッティングのラインは「3等分」で読む パッティングラインを読むとき、皆さんはどんなイメージを持っていますか?一本の「線」として読もうとすると、距離が長くなるほど曖昧になり、感覚頼りになりがちです。そこでおすすめなのが、パッティングラインを3等分し、「線」ではなく「面」と「角度」で読む方法です。どんな距離のパットでも、ラインを前半・中盤・後半の3つに分けて考えることで、ボールの動きが一気に立体的に見えてきます。 ① 前半の1/3|転がり出しの「面」例えば3メートルのスライスラインを想像してください。まず、カップから一番遠い前半の1メートル。ここではボールはまだスピードがあり、傾斜の影響を受けにくいゾーンです。この部分は「ほぼまっすぐ転がる面」をイメージします。大切なのは「どこに曲がるか」ではなく、この面が本当にフラットなのか、それともわずかに傾いているのかを感じ取ることです。 ② 中盤の1/3|変化が出始める「面」次に中盤の1メートル。 ここからボールのスピードが少し落ち、グリーンの傾斜が影響し始めます。このゾーンでは、ボールが少しずつ右に流れていく面をイメージします。ただし注意点があります。グリーンは単純ではありません。一見スライスに見えても、この中盤の「面」だけが逆に左に傾いていることも珍しくないのです。だからこそ、中盤は特に慎重に。足裏の感覚や低い位置からの目線で、面の向きと角度を丁寧に読み取ります。 ③ 後半の1/3|勝負を決める「面」最後のカップに近い1メートル。ここではボールのスピードが最も落ち、傾斜の影響を最大限に受けます。ボールははっきりと右に曲がり、カップのやや左側から転がり落ちる面をイメージします。この「最後の面」がはっきり見えると、「どこに打ち出せばいいか」「どれくらい強さが必要か」が自然と決まってきます。ポイントは「角度」と「面」を想像すること。この読み方で一番大切なのは、それぞれの面が、どのくらいの角度で傾いているかをイメージすることです。ラインを一本の線で読むのではなく、「面が連続してつながっている」と考えることで、グリーンの複雑な起伏にも対応できるようになります。 特に、中盤で傾斜が逆になるケースはスリーパットの原因になりやすいポイント。「きっと右だろう」と決めつけず、常に疑いながらグリーンを読む姿勢が、カップインの確率を確実に高めてくれます。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson