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人事を尽くして天明を待つ

golfcol練習場のレッスンでできたことが直ぐコースでできるものだと思っている方もい 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ 人事を尽くして天明を待つ 練習場のレッスンでできたことが直ぐコースでできるものだと思っている方もいらっしゃいます。「そんなわけないのですが笑」コースには池、川、谷、バンカー、森、林、OB、上り傾斜、下り傾斜など景色とライでプレーヤーを撹乱させる多くの工夫が施されています。人間は視覚による情報が85%と言われるくらい景色によって脳が影響を受けグリップが強くなったり、動きが早くなってしまいゴルフスイングが乱れるのです。「前回のレッスンでできたことがその次の日のラウンドでできなくって、ショックでした」というお話も聞くこともあります。自分を過大評価してしまう人や以前できたのに今日できないことにショックを受ける人には「人事を尽くして天明を待つ」という考え方が最適だと思います。やれることはやって人間の能力で可能な限り努力したらあとは焦らず静かに結果を天に任せるということ。バーディやパーを狙うのではなく「そんなつもりは無いのにバーディやパーやボギーが取れちゃった」という気持ちの持ち用が大切だと思います。ゴルフは簡単に上手くならないから面白い。直ぐに結果が出ないからその過程が楽しいものなのです。ネットやSNSの発達によってついついキラキラした人と比べてしまう世の中も背景にあるように思います。ゴルフはどんなに上達してもいい時もあれば悪い時もあります。上手くいかない自分のゴルフをさらけ出して笑顔でやれることをやっていきましょうね。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

ゆっくり大きくスローモーション

golfcolゴルフスイングを習得する中でお勧めの練習方法があります。それはどんなクラ 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ ゆっくり大きくスローモーション ゴルフスイングを習得する中でお勧めの練習方法があります。それはどんなクラブでも大きくゆっくりスローモーションで遠くに飛ばさない練習方法です。ドライバーなら150ヤード以内、ユーティリティなら100ヤード以内、7番アイアンなら75ヤード以内も距離をスローモーションでスイングしていきます。目的はトップから切り返しをゆっくり行いダウンスイングでちゃんと円を描いてクラブが下りてくるように脳と体に覚えさせるためです。よくあるミスショットの原因がトップから切り返しで早くなって円を描かずショートカットしてボールに当てようとしてしまうところにあるから。わかっちゃいるけどついついやってしまうのです。長い棒の先に重りが付いている道具を直線ではなく円という曲線で動かす。これはゴルフだけじゃなく野球やテニスも同じ。ゆるーいボールをゆっくり大きくスローモーションで打っていく練習をするのも円を描くコツを掴むためなのです。どうぞ一度お試しください。きっとゴルフってゆっくり振ってもこんなにボールが飛ぶんだと驚くはずです。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

カップ周りの芝目を読む

golfcol私がゴルフレッスンをしているテンプラーパークCCのグリーンには芝目がありま 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ カップ周りの芝目を読む 私がゴルフレッスンをしているテンプラーパークCCのグリーンには芝目があります。順目と逆目があって順目の芝目はボールがよく転がり、逆目の芝目ではボールが転がりにくくなります。上り傾斜の逆目が最もボールが転がらず、下り傾斜の純目が最もボール転がり所謂「グリーンスピードが速い」という表現をします。この芝目はフックとスライスにも影響を及ぼし特にカップ周りの芝目の向きがカップインするかどうかを左右することがあります。写真をご覧ください。切られたカップの右半円の芝が綺麗に見えるところと、反対の左半円の芝がささくれてカップ周りが崩れているのですが、この違いがわりますでしょうか。矢印で示している方向、つまりカップ周りが綺麗に見える部分に芝目が向いています。ボールが転がりカップ周りで勢いが減速して芝目の影響を受けます。毎ホールプレーしながらカップ周りの芝目を確認する習慣があるとだんだん読めるようになってきます。傾斜と芝目の向きをしっかり把握してパッティングに望むとスコアーも5打くらい変わってくるはずです。どうぞお試しください。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

左グリップ修正でスライス防止

golfcol初心者の方で特にドライバーでスイングするとスライス(ボールが右に曲がる)が 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ 左グリップ修正でスライス防止 初心者の方で特にドライバーでスイングするとスライス(ボールが右に曲がる)が出てしまうという人は多いのではないでしょうか。腕の内旋外旋がタイプによって得意不得意があるので何が正解かは個人差はあるのですが、左グリップを修正することでスライスを防止できるので今回ご紹介したいと思います。 写真①のように左手の甲が飛球線方向に向いているグリップをしているとスイング中に左腕の外旋運動が少なくなりクラブフェースもインパクトで開いてしまいスライスが出やすくなります。一方写真②のように左グリップの手の甲(手袋のロゴ)が斜め上を向いている状態にするとスイング中に左腕の外旋運動によってフェースが適度にローテーションしボールが捕まるため真っ直ぐ飛びやすくなります。 左グリップの手の甲の向きに加え写真③④のように左手の平赤丸部分がしっかりグリップの上に乗っかっている状態にすることも大切です。体とクラブを繋いでいるのがグリップですので、ここをちゃんとできていないとスイングは安定せずミスショットが増えてしまいます。どうぞお試しください。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

ハプニングに対応する術

golfcolゴルフは常にハプニングと隣り合わせのスポーツです。ちゃんと打ったティショ 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ ハプニングに対応する術 ゴルフは常にハプニングと隣り合わせのスポーツです。ちゃんと打ったティショットが思わぬ方向に跳ねてバンカーに入ったり。林から脱出するために木と木の間を狙ったのに木に当たって更に林の中に入り込んでしまったり。フェアウェイのど真ん中から9番アイアンでシャンクしてグリーン右の池に入れたり。残り30ヤードのアプローチでトップしてグリーン奥のOBになってしまったり。グリーン回りのバンカーからバンカーへ何度も往復したり。15ヤードのアプローチで寄せるはずがグリーンにも乗らずザックリやトップを繰り返したり。長いパッティングの距離感が解らずとんでもなくショートしたり、オーバーしたり。短く下りの1mのパットで打ちすぎて2mもオーバーさせ返しも入らなず3パット以上が確定したり。何かしらのハプニングが起こって冷静かつ適切に対応することが求められるのがゴルフなのです。ではどうすれば対応する術が身につくのでしょうか。それは「何が起こっているのかの言語化」と「何をすれば良いのかの言語化」です。ハプニングに対して頭が真っ白になってしまうという人は「言語化」ができていないことになります。これは日常的な「言語化の習慣」が必要不可欠。日々の生活で起こる事を客観的に捉えてできれば面白い出来事に変換して(言語化)して人に説明する。或いはシンプルにアナウンサーのように自分の行動を実況しながら生活してみるのも面白いと思います。心の中の不安な思いや苦手意識なんかも「言語化」するとより効果的です。どうぞお試しください。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

パーおじさんOld Man Par

golfcol「ゴルフとは誰かに勝つためのスポーツではなく、各ホールのパー、言い換えれ 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ パーおじさんOld Man Par 「ゴルフとは誰かに勝つためのスポーツではなく、各ホールのパー、言い換えれば自分自身との闘い」と名手ボビージョーンズは言い残してくれています。各ホールのパーを「パーおじさん」と名付けてパーを相手にプレーするようになってゴルフが変わったというのです。一緒にラウンドしている人の影響を受けてしまったり、前のホールの失敗をクヨクヨ悔やんで目の前のホールのやるべきことが疎かになったり。逆に朝一のバーディの余韻が悪い意味での余裕を生んでしまい、ついつい各ホールのパー「パーおじさん」を忘れてしまうことがあります。「このホールでどうやったらパーが取れるだろうか」ただただこれだけに集中してスイングをするべきなのです。前のホールでボギーやダブルボギーを打ってもこのホールは「パーおじさん」、前のホールでバーディやイーグルを取ってもこのホールは「パーおじさん」。アマチュアの方ならレベルによって90の「パーおじさん」や108の「パーおじさん」で良いと思います。必ず自分の「パーおじさん」と一緒に18ホールラウンドしてみるのです。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

ウェッジのバンスを使ったアプローチ

golfcolアプローチではウェッジの「バンスを使いなさい」、「バンスを滑らせなさ 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ ウェッジのバンスを使ったアプローチ アプローチではウェッジの「バンスを使いなさい」、「バンスを滑らせなさい」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。普通のショットではフェースがボールに直接当たるようにスイングしますが、アプローチではボールの2~3cm手前からウェッジのバンスを滑らせてボールを直接打たずにスイングを行っていきます。バンスを滑らせるためには右手のグリップが重要になってきます。ウィークグリップで右手小指薬指中指の3本をしっかり握ります。この3本をしっかり握ることによってスイング中に右腕が外旋運動しヘッドのリーディングエッジが地面から浮いてバンスが滑るようになります。また右手首と右肘の角度も固定して変わらないように意識します。 最初は5mくらいの短いアプローチでソールを滑らす感覚を掴みます。上手くできるようになってくると5mでもボールにしっかりとスピンが掛かるようになってきます。トーナメントプロが低い弾道なのにグリーンでスピンが掛かってキュキュっと止まる皆さんが憧れる?「あれ」ができるようになってきます。 ちなみに私のウェッジは現在60度でバンス角3度の薄いものを使っています。スペック(Fitting @TPS GOLF)は以下の通りです。 60(3)/63/35 460g Cleveland RTX4 KBS TOUR-V110S D1.5 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

パッティングの考え方

golfcol結論から言いますと「パターは上げて下ろすだけ」で手や腕は使いません。 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ パッティングの考え方 結論から言いますと「パターは上げて下ろすだけ」で手や腕は使いません。できるだけシンプルに考えます。ヘッド(振り子)の重さだけでポーンとボールをヒットします。距離が短ければ上げる幅を小さく、距離が長ければ大きく上げて「位置エネルギー」を増幅させます。右腕はロック(右手首右肘の角度は固定)で変わらないから上げて下ろすだけのパッティングができます。右肩が上がって下りるだけで良いのです。バックスイングで右肩が上がるということは右脇腹が伸びてダウンスイングで右脇腹が縮みます。グリップは左右に引っ張り合うことでフェースのブレを防止します。またバックスイングよりダウンスイングの方がヘッドスピードが速くなります。メトロノームを聴きながらパッティング練習をすることもあります。これによってボールの転がりが純回転になりカップインの確率も上がってくるのです。 テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson

High Loftユーティリティ

golfcol以前私のゴルフクラブスペックをコラムでご紹介しました。その中でも私がとて 好評連載ゴルフコラム一球一球心を込めて… 鈴木秀純 テンプラーパークCC所属プロKL日本人学校卒のPGAプロ High Loftユーティリティ 以前私のゴルフクラブスペックをコラムでご紹介しました。その中でも私がとても重宝しているクラブがHigh LoftユーティリティのPING G410 U6になります。オリジナルのロフトが30度とかなりのHigh Loftなのですが、現在はこれをかちゃかちゃ調整して1.5度立てた28.5度で使用しています。飛距離は175ヤード~160ヤードまで15ヤードの縦幅をドローとフェードを打ち分けることが簡単にできるため、めっちゃありがたい武器になっています。ちょっと大袈裟かもしれませんが私の感覚では「175ヤード~160ヤードをアプローチしてピンに寄せている」ように感じています。このU6を入れたことで6番アイアンを抜きアイアンは7番アイアンからのセッティングになっています。175ヤード~160ヤードのショートホールやセカンドショットの場面でも高いボールでピンをダイレクトに狙いボールが止まってくれるため安心感があります。特に最近のボールは飛ぶ代わりに硬くなってきているため高いボールを打てる方が有利になってくる事情があるのです。女子プロやシニアプロも入れている選手が多いHigh Loftユーティリティ、是非アマチュアの方々にも試していただけたらと思います。 詳細スペック(Fitting @TPS GOLF)は以下の通りです。 PING G410 U6 28.5/38.5 Fujikura MCH 80S D2.0 380.7g 294.08CPM テンプラーパークCCゴルフアカデミー Tel: +6017-355-8615 / +603-6091-9617 Email: hidezumi2263@gmail.com Website: https://hidezumi2263.wixsite.com/golflesson