Hello Malaysia

まずは専門家にインタビューしました

Mahameru International
Medical Centre
www.mahameru.com.my

ジャロッド・マー医師
Dr. Jarrod Mah
Consultant Radiologist

Q. 腰痛や背中の痛みがあるとき、まず何をしたらよいですか?

ケガの後に腰痛が起こった場合は、直ちに運動を中止し、横になって安静にし、氷で冷やして痛みや炎症を和らげます。一方で思い当たる原因が無いのに腰痛が発生した場合は、「単なる筋肉疲労」以外の原因も考えられますので医師にご相談ください。

Q. 腰痛の場合は、どのような姿勢で休めばいいのでしょうか?

研究によると、頭を上げて横になるのが一番背中に負担がかからないそうです。どの筋肉に負担がかかっているかにもよりますが、胸やお腹の下に枕に置いて、うつ伏せに寝ると楽になる人もいます。

Q. 腰痛の回復には、無理しても動かした方が良いのですか?

一概に動かした方がよいとは言えません。各々の筋肉の状態、ケガの程度、栄養状態などにより、回復のスピードは個人差があります。特定の動作で痛みが出るのは、体を守るための信号です。自分の体の声に耳を傾けて無理をしないことが大切です。

Q. 腰痛や背中痛がある場合、早期回復のための対処法を教えてください。

スポーツ外傷や筋肉疲労の場合、直後は安静とアイシングが欠かせません。その後、場合によっては鎮痛剤の服用、また軽く運動することで痛みが和らぐことがあります。痛みが治まったら、筋肉のストレッチや軽い運動で筋肉を再調整しながら、ゆっくりと普段からの生活を再開しましょう。

Q. 腰痛や背中の張りがあるときは、積極的にコルセットや湿布を使用したほうがいいのでしょうか?

確かにコルセットには体幹を安定させる効果があり、使用することで人は安心感や痛みの軽減を得ることができます。しかし、コルセットを毎日長期間着用すると、体幹の筋肉を強化する機会を失う可能性があるため、やはり使いすぎはよくありません。湿布もしかり、あくまでも必要最低限の使用に留めるべきです。