Hello Malaysia

当地のスーパーなどで販売されているパンの中には、1つRM1ほどで買えちゃう激安のものも。本頁では、ジャヤグローサーで見つけたお手頃パンを、編集部でトライ。日本人好みのものは見つかるかな?

取材協力:Jaya Grocer®
www.jayagrocer.com

Mighty White Cheesy Bun RM2.20

開封すると、チーズ&パセリっぽい香りはするものの、味はどちらかというとマヨネーズに近いかも。中に具材がないせいか、当地の激安パンならではのドライな舌触りが前面に出ています。

スープと一緒に合わせて頂くと、グッと食べやすくなりそうです。

Mighty White Spicy Tuna Bun RM1.60

真ん中から切ると、赤い餡のようなものが出現。もはや、ツナのフレーク感は見当たりません。パン生地はフワッとして甘め、そこにパンチを効かせてくるのが、当地の生唐辛子「チリパディ」の強烈な辛さなのです。

四川料理か、同スパイシーツナか、というくらいお口が火を吹きます。「チリパディ」の味わいの再現率の高さにも注目を。

Mighty White Spicy Chicken Floss RM2.60

ローカル系パン屋さんでもよく見かける「チキンフロス」が乗ったパン。魚で作るのは「桜でんぶ」ですが、こちらは、その鶏肉版といったところ。マレーシア人が愛してやまない、パンやご飯のお供なんです。かな〜り辛めのチキンフロスなので、辛党の方限定でお勧めします(笑)。

中をよ〜く見ると「マヨネーズカスタード」なるものが潜んでいます。そして、それがかなり甘い!フロスの辛さの中にどこかホッとする味わいがあるのは、この甘いマヨのおかげかも。

Mighty White Sambal Ikan Bilis Bun RM1.60「Ikan Bilis」

とは、マレー語で「カタクチイワシ(煮干しの一種)」のことで、当地では辛いソースで和えた「サンバルイカンビリス」が、国民的朝食ナシレマにマストです。ご飯だけでなく、パンにも合わせちゃうのが、マレーシア流。魚の風味が強烈に鼻に抜けますよ。

辛い煮干しとパンって、日本人にとっては想像しがたい組み合わせですが、煮干しダシに慣れているからか、食べてみるとそこまで抵抗感はないかも。味噌汁に合いそうな気もします(笑)。

7 Days Croissant with Corn Cream Filling RM1.70

「7 Days」ブランドはギリシャ発祥で、現在50カ国で展開されています。主軸はフィリング入りのクロワッサンで、マレーシアらしいラインナップとしては、とうもろこし好きのローカルに人気の「コーンクリーム」(写真上)や、ラマダンに欠かせない「デーツ(なつめ)」入りクリームがあります。

クロワッサンと言っても、層を成したパリパリ感は皆無(苦笑)。デニッシュ風のパン、といったやわらか食感です。コーンクリーム入りって、日本人にはちょっと珍しいですが、酸っぱめのカスタードクリームのような味!

Mighty White Pizza Bun RM2.20

ピザ風パンも、ご当地ブランドの手にかかればローカル風にアレンジされちゃいます♪食べて驚くのが、トマトソースの爽やかな味わいのピザではなく、「チリソース」がトッピングされて結構辛いところ。チーズの味わいは、チリソースの辛さに圧倒され、あっさり香る程度です。

パッケージには、ピーマンや赤パプリカが描かれていますが、実際にはトッピングされていなくて、ちょっと残念。

Mighty White Kaya Bun RM4.20

「カヤ」とは、ココナッツミルクと卵で作ったジャムのことで、マレーシアやシンガポールでよく食べられています。同品は、そのカヤジャムを真ん中に挟んだ掌サイズのパンが6つ入っていて、ココナッツの香り高い味わいや、とろけるなめらかさが美味。

ふわふわのパンの食感や、カヤのやさしい甘さは日本人好み。お値段の割には、クオリティが高いかも。

Massimo Favorite Peanut Butter RM1.10

ご当地格安パンの代名詞といえば「Massimo」。ブルーベリーやイチゴ、コーヒーにチョコレート、コーンの他にも、万人ウケしそうな「ピーナッツバター」を発見!リーズナブル過ぎる価格は気になるものの、味はとっつき易そうなので、早速
トライしてみました!

今回紹介する中で、最安値のRM1.10!数年前は確か、RM0.90くらいだったのですが、今でもかなりリーズナブルですね。ピーナッツバターが若干苦いのは気になりましたが、なめらかな舌触りです。