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pradcol赤と白を基調にしたカワイイお店から漂う、何とも美味しそうな匂

赤と白を基調にしたカワイイお店から漂う、何とも美味しそうな匂い。ハタマス・ショッピングセンターの中央エスカレーター付近に佇むお店「Tetangga Kita(テタンガキタ)」は、インドネシアで人気のストリートスナック「ムルタバ」の専門店。「気になるけど注文の仕方が分からない!」という読者の方々の声にお応えして、今回、編集ようこが同店を訪れました。まずは、インドネシア出身オーナー・Rizkyさんに同店のムルタバの魅力を直撃。パノーラ一押しのメニューもご紹介します!

CEO Rizky Satiさん

Q1. ムルタバって何ですか?

ざっくり言うと、小麦粉を使った生地で具材を挟み、一口サイズに仕上げた、インドネシアのスナックです。餃子の具をパイで包んだようなしょっぱい系の「ムルタバ・テロッ(Martabak Telor)」と、甘い「ムルタバ・マニス(Martabak Manis)」の2種類があり、甘い方は、日本の今川焼きを更に厚くしたような生地の「タバル(Tebal)=厚焼き」と、パリパリの「ニピス(Nipis)=薄焼き」があり、バラエティ豊かです。

Q2. 貴店を通る度にいい香りがして、お客さんが列を作っているので気になっていた読者が多いのですが、その人気の秘密は何ですか?

使用するバターやチーズ、チリソースは本場インドネシアから直輸入、スタッフもインドネシア人で、現地の味に拘っています。甘い厚焼きタイプの「厚さ」と「甘さ」は、当地の方の意見を元に控えめにして食べやすくしていますよ。一度召し上がってみて、それでも甘いという場合はスタッフにリクエストを。ちなみに初心者さんにオススメなのは、「Beef(Sapi)」(RM25)と「Nutella Cheese Peanut (Nutella Keju Kacang)」(RM27)。是非お試しくださいね!

レジ横のメニューは、通常赤色のマレー語版になっていますが、クルッとひっくり返すと白い英語版に。

パノーラ一押し6品をご紹介

Corn Cheese (Thick) RM17
東洋のバニラ「パンダン」を生地に利かせ、コーンとたっぷりのチェダーチーズをサンド。隠し味にコンデンスミルクをかけることで、全体が甘じょっぱく後引く味に。仕上げにバターを塗っているので、口の中でじゅわ〜っと広がりこれは美味!

Ovomaltine (Thin) RM15

Skippy Peanut Butter & Jam (Thin) RM10

薄焼きタイプは、時間が経ってもパリッサクッ!オススメは、スイス生まれのココア飲料「オバルチン」のスプレッドを挟んだものと、なめらかなピーナッツバター&イチゴジャムの組み合わせ。

Lotus Biscoff (Thick) RM28
ベルギー生まれのビスケット「ロータス・ビスコフ」のスプレッド入り。ほんのりシナモンが香るカラメル風味と厚いパンケーキは合わないハズがない鉄板の組み合わせ。ちなみに厚焼きは、仕上げにバターを表面に塗るので、食べた瞬間じゅわ〜っとジューシー!

Dendeng RM27
「デンデン」とは、マレーシアのスパイシーな牛肉料理”ビーフレンダン”。当地の方の好みに合わせた同メニューは、デンデンに玉ねぎとたっぷりの長ネギ、卵が入ったしょっぱい系のムルタバ。同店のシグネチャーメニューなのだとか。仕上げにデンデンを乗せ、サッと炙ることで独特の香ばしさも加わります。

Tuna RM27
スパイシーツナ、卵、玉ねぎ&長ネギのムルタバ。ちなみに「Telor」タイプのムルタバは、胡椒や乾燥エビの粉末で味付けされるからか、餃子のような、とん平焼きのような…初めて食べてもどこか懐かしい味わいです。

薄く伸ばした小麦粉の生地に具材を入れ低温で10分程かけて調理。皮がパリッとしながら脂っこくないので手が止まらなくなります!

注文してから調理されるので多少時間がかかりますが、待った甲斐アリ。1箱で3〜4人は楽しめるので、ホームパーティーにもイイかも。

編集ようこ

Tetangga Kita
• ハタマス店 Level 2, Hartamas Shopping Centre, Sri Hartamas, 50480 KL.
• パラダイムモール店 Lot LG-10, Lower Ground Floor, Paradigm Mall, 47301 PJ.
• オンラインオーダーはこちらから:tetanggakita.com
FB: @tetanggakitamy
IG: @tetanggakita