安全性と快適さがパワーアップした7人乗りMPV ALZA 試乗レポ！

pradcolコロナ前の日常生活が戻りつつあるマレーシア。車社会の当地では

コロナ前の日常生活が戻りつつあるマレーシア。車社会の当地では、普段の生活も、そしてレジャーにも車は欠かせないですよね。そんな中、当地の人気国民車メーカー「プロドゥア」から、今年7月、フルモデルチェンジした7人乗りMPV「アルザ」が登場。6月末の予約受付開始以来、累計予約台数が3万台を突破したという驚異の売り上げを叩き出した同モデル。その魅力を、パノーラが試乗体験してお伝えします！

新型アルザの5つの魅力、体感。

Point 1

優れた燃費と心地良い走り

世界的に高騰するガソリン価格ですが、やっぱり気になるのが燃費！新型アルザは、省エネルギー車（EEV）で燃費が良く、なんと、クラストップの22km/ℓを実現（エコアイドルモード起動時）。とっても家計に優しいんです。新開発トランスミッション「D-CVT」で走りもとってもスムーズ。とにかくストレスフリー。

<ココがプロドゥア初！>
ハンドルの「DRIVE」ボタンから、「エコ」「ノーマル」「パワー」の3つのドライブモードを選べます！

Point 2

スポーティなデザイン

実用性はもちろん大事ですが、デザイン性も譲れないところ。新型アルザは、力強さのあるスポーティな印象でありながら、洗練されたデザインも兼ね備えているんです。

高級感が漂う、クロームメッキ加工のフロントグリルは、アルザの躍動感あふれるデザインを印象付ける肝！純正アクセサリー「PRIME BODYKIT by GearUp®」でさらにスタイリッシュに。

Point 3

ずっと乗っていたい快適空間

新型アルザは、随所に乗り心地をアップさせる工夫が満載。全体的なレッグスペースの広さや、座り心地の良い、2トーンカラーのセミレザーシート、多彩なシートアレンジが可能な快適空間等、乗るたびに同車のトリコになること間違いなし！

<ココがプロドゥア初！>
プロドゥア初のソフトパッド搭載のアームレスト、そして、背中に寄り添うようなシートデザインで、1日中取材で移動しても疲れ知らず。

Point 4

安心のスマート・ドライブ・アシスト

プロドゥア車の魅力として特筆すべきは、同社独自のスマート・ドライブ・アシストの数々が付いていて、安全に運転できるところ。「マレーシアで運転するのはコワイ」と思っている方、まずはご自身で体感してほしいです！

<ココがプロドゥア初！>
こちらも同ブランド初となる「360度・パノラマビュー・モニター」。狭い駐車場やバックでの駐車も便利過ぎて、運転の腕が上がったかと勘違いしちゃう程（笑）。

車が誤って車線を超えそうになると「車線逸脱警報」が前方画面に。ブザー音とハンドルが自動でアシストされて、しっかりと車線内に戻してくれます。注意散漫になりやすい高速道路では特に心強いんです。

運転席と助手席の前方＆サイドのエアバッグの他、前後席の窓側を覆うカーテンシールド・エアバッグも搭載しています（全6カ所）。

Point 5

サイドブレーキが電動に！

編集ようこ、運転席に乗り込んでまず思ったのが、「あれ、サイドブレーキはどこ？！」。そうそう、新型アルザは、プロドゥア車で初の「電動パーキングブレーキ」を採用しているんです。

「AV」グレードに採用されている「電動パーキングブレーキ」は「オートブレーキホールド」付き。機能がONになっている状態で車が停車すると、自動でブレーキが作動し、アクセルを踏めば自動でブレーキが解除。これがあれば、坂道で信号停車した際でも、車が後ろに下がる心配が軽減されます。

MPVは女性でも乗りこなせる？！

編集ようこは、日本ではダイハツの軽自動車、当地ではプロドゥアのマイヴィと、基本的にはコンパクトカー愛好家です。今回、ショールームで新型アルザを一目見て「大っきいけど乗りこなせるかな〜」というのが正直な感想だったんですが、実際乗ってみると、サイズの割に小回りが利くし、視界も広く、これなら女性でも難なく乗りこなせる、と思いました。試乗初日、本誌デザイナー・ジョアンに撮影で同行してもらった時にも、「ようこは、今日が初日とは思えないくらい乗りこなしてるね」と一言。静かで安定感もあり、バンプもソフトに超えてくれるので、ドライブ中も会話が弾んで仕事を忘れて楽しんじゃいました。