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precol70年代、カーペンターズにより軽快なリズムで歌われた「ジャンバラ

ジャンバラヤ

材料 (パエリヤ鍋ひと鍋分)

玉ねぎ微塵 ••••• 大1個分
ニンニク微塵 ••••• 3〜4かけ分
鶏胸肉又は腿肉 ••••• 400〜500g
ソーセージ(チョリソー、ポルニッシュ、ポークチリサラミ等から) ••••• 250〜300g
セロリ ••••• 2本
パプリカ(赤黃緑) ••••• 各1/2
缶ホールトマト ••••• 1缶
ロンググレイン米 ••••• 2カップ
チキン又は野菜ストック ••••• 2.5カップ
オクラ ••••• 10〜12本
海老(好みで) ••••• 500g
サラダオイル ••••• 大匙3〜4
ケイジャン・シーズニング ••••• 大匙2
A(ブラックペッパー小匙1/2、ドライタイム、オレガノ、ドライチリフレーク、カイエンヌペッパー各小匙1/2、ウスターソース小匙2、ホットチリペッパーソース小匙1/2)
塩 ••••• 小匙1〜1.5
パセリ微塵、ワケギ小口切り ••••• 各大匙1

作り方
❶ 鶏肉は3cm角、ソーセージは7-8mmの輪切りにしてから半量のケイジャン・シーズニングを振りかけ良く混ぜておく。
❷ セロリは皮剥きした後1cm角、パプリカは種、白いワタを取り除き2cm角、オクラは1cmの輪切りにする。トマト缶はボウルに移し手で潰しておく。海老は尻尾を残し殻を剝いておく。海老は、むき海老でも良い。
❸ 半量のオイルを深めの鍋に入れ中火で熱し①の鶏肉、ソーセージを軽く色付くまで炒めたら取り出しておく。
❹ 残りのオイルを鍋に入れ、玉ねぎ、ニンニクを透き通る迄炒めたら②のセロリ、パプリカ、オクラを炒め潰したトマトを加える。良く混ざったら長米、チキンストック、残りのケイジャン・シーズニング、A、塩を加えて調味する。軽く混ぜながら沸騰したところで蓋をして弱火に戻し20-25分炊き上げる。炊き上がり15分前に①を、5分前に海老を加え、炊き上がり後は10-12分蒸らす。
❺ 有ればパエリヤ鍋、無ければ幅広で浅めの鍋に移す。海老の一部をトッピングとして盛り込み、パセリとワケギで彩りテーブルへ♥

ちょっとひと言
70年代、カーペンターズにより軽快なリズムで歌われた「ジャンバラヤ」。当初はルイジアナ州ニューオーリンズのお米料理とは露知らず口ずさんでいたのですが、「ジャンバラヤ」はクレオール語で、パエリヤの親戚米料理、「ガンボ」はオクラメインの料理だと分かったのはかなり後の事でした。米国南部を中心に、インド洋、カリブ海周辺の島々にスペインやフランス人が移住して独自の文化を形成していきました。シーフードメインのパエリヤに近いとは言え、スパイスが利いてピリ辛のコレは香りが命!!オクラの滑りが苦手な場合は炒め合わさずにさっと色よく茹でて輪切りにし、最後にパセリと共にトッピングにしましょう!

PROFILE
ドイツにも「愛は胃の腑から」という言い回しがあります。周りの人に食べさせたくて、あっという間に約30年。料理できなくなるその日まで、ハードで楽しいシェフ業を続けるつもりです。(料理研究家 佐知子)