Hello Malaysia

pradcolコロニアル調の歴史的な建物が残るチョーキット地区に店を構え

コロニアル調の歴史的な建物が残るチョーキット地区に店を構える「ヘリテージ・ピッツァ」は、イタリア人オーナー、トニー・デラチ氏が2020年2月にオープンした本格ピッツェリア。本場イタリア産の食材にこだわり、本国で最も広く愛されているというカリッと軽い生地は、少ないイーストで48時間以上かけてゆっくりと発酵させた、こだわりのレシピで作られています。今回編集ようこは、同店の新メニューの数々を味わってきました。

ランチ限定のパニーニ

イタリアの伝統的なランチの定番といえば、イタリア語でサンドイッチを意味する「パニーニ」。パニーニの飲食店(Paninoteche)は、80年代から90年代にかけて、イタリア全土で大流行したのだそう。同店では、自慢のピザ生地を使い、香り良いパニーニに仕上げています。プレミアム食材で作られた、カリカリ且つふんわり柔らかいイタリアンサンドは、他ではなかなか食べられない極上の味わいです。同店では、水〜金の平日ランチ時間(12pm-2.30pm)限定で提供されています。

Lombardo Panino RM25
豚の首や肩肉で作る生ハム「コッパ」にポークサラミ、チリ、パプリカのピクルス、スライスしたキュウリをサンドしたパニーニは、同店ダイレクターのVivianさんイチオシ。ニンニクが程よく利いたアイオリソースが食欲をそそります。編集ようこが今回一番ハマったメニューでもあります。

Funghi Panino RM20
ローストしたイタリアンマッシュルーム、フィオルディラテ(モッツアレラの一種)、ルッコラの葉にエクストラバージンオリーブオイルを振りかけてサンド。マッシュルームにレモンを絞って頂くと、伊産きのこ独特の旨味がグッと引き立ちます。

ナポリ生まれの包み焼きピザ「カルツォーネ」

カルツォーネ
Calzone Classico RM48
三日月型に折りたたんで焼き上げる「カルツォーネ」は、イタリアに伝わる包み焼きピザ。1700年代にナポリで生まれ、路上でパッと買って外出先で食べやすいように、この形になっているんです。持ち歩きしやすいピザ、なんだか日本のおにぎりのようですね!同品は、コットハム、アーティチョーク、イタリアンマッシュルーム、オリーブがギュッと詰まっています。よりクリーミーに味わいたい方は、「バッファロー・モッツァレラスライス」(RM13)を追加するのがお勧めですよ。

「ンドゥイヤ(スパイシーサラミ)」がアクセントのピリリと辛いピザ

Calabrese Pizza RM46
「カラブレーゼ・ピッツァ」の特徴は、南伊のカラブリア産のスパイシーなポークサラミ「ンドゥイヤ」と焦がした唐辛子をトッピングしているところ!塩漬け肉「グアンチャーレ」も加わり、辛い物好き&肉好きのハートを満たす、ボリューム感のあるピザに仕上がっています。

ジェラート

Amarena Gelato RM16
「アマレーナ」とは、イタリア産の野生のダークチェリーのこと。本国では、グルメなごちそうフルーツとして知られています。アマレーナジェラートは昔ながらのデザートで、イタリア人にとってはとても懐かしい味わい。独特の風味で好みは分かれますが、編集ようこは、子どもの頃大好きだった駄菓子「さくらんぼ餅」に似てるな〜と、懐かしく思い、思わずハマってしまいました(笑)。

Affogato RM16
日本や当地で食べ慣れている「バニラアイス」とは全く違う、牛乳そのもののピュアな味が楽しめるフィオルディラテのジェラートに、イリー社のエスプレッソ・ショットをかけ、冷温&甘さと苦味を享受できるのが、同店のアフォガード。聞きなれない、フィオルディラテ(Fior di Latte)とは、「ミルクの花」と訳されるイタリア語で、実際は「ミルクの最良の部分」を意味する言葉なんです。よくあるバニラアイスのアフォガードとは一線を画す、フィオルディラテのジェラートは、クリーミーでミルキーな風味が何ともユニーク。実際、イタリア人が初めて行く店でジェラートを食べる時、まずは「フィオルディラテ」を食べてみるそうです。

Heritage Pizza
26-G, Jalan Doraisamy, Chow Kit, 50300 KL.
Tel: +603-2602 1919
Tel: +6016-921 3798 (Ms Vivian)
FB: HeritagePizzaKL
営業時間:火曜日 6pm-10pm
水曜日〜日曜日 12pm-2:30pm、6pm-10pm 月曜定休