precol明けましておめでとうございます。一年の計は元旦にあり…新年号は
パエリャ ミスタ
材料 (4〜6人前)
クールブイヨン(野菜は全て薄切りにする)
玉ねぎ、人参、セロリ又はフェンネル各80g、リーク又は長ネギ 50g、レモン 2切れ、白ワイン 50cc、粒白胡椒 小匙 1、べーリーフ 1枚
有頭エビ(大中型好みで)- 10〜12尾
ムール貝 – 500g
サフラン – 2g
野菜かチキンストック、クールブイヨン(合わせて)- 450cc
玉ねぎ(みじん)- 大1個
ニンニク(みじん)- 3かけ
鶏腿肉または胸肉(皮を取り3cm角、小匙1の塩と黒胡椒少々で下味)- 400g
白ワイン – 1/4カップ
トマトピュレ – 1/2カップ
赤パプリカ(1〜2cm角のアラレ切り)- 1/2個
インゲン豆、プリンセスビーン、グリーンピースから好みの物(2cmに切り塩茹で)- 100g
白米(短米、長米 どちらか) – 2カップ
レモン – 1個
パセリみじん、塩、黒胡椒、サラダオイル – 適量
作り方
❶クールブイヨン用野菜は薄切りにし、他の材料と共に3カップの水に加え中火にかける。沸騰したら弱火にし、蓋をして10〜15分煮出す。綺麗に洗ったムール貝を投入し蓋をして、貝の大きさにもよるが中火で4〜5分茹で、貝の口が開き出したら弱火で更に2〜3分茹で、火を止める。貝を別の器に移しラップをして冷めぬ様にする。同じ鍋でヒゲ、角を切り取ったエビを中火で身がシッカリ固くなる迄約3〜4分茹でる。一部ストックを取り分け、エビは盛り付け迄この鍋の中で温めておく。(イカがあれば150gをクールブイヨンで茹で、最後にトッピングする)
❷サフランを米用ストックに振り入れ、充分に色、香りが出るまで置いておく。
❸パエリャ鍋かフライパン(28㎝)に大匙3のオイルを入れニンニクみじん切りを加えて中火にかける。香りが立ちシットリして来たら玉ねぎを加え、透き通る迄炒めたら鶏肉を加えしっかり炒めたら別皿に取り出す。熱いままの鍋に白ワイン、トマトピュレ、サフラン入りストックを混ぜ加え塩、胡椒で調味、沸騰したらお米、赤パプリカを加えサッと混ぜて平らにしたら別皿に取った鶏肉を広げ、残りのエビも並べお米全体を覆う様にする。約10分程火を入れた所でアルミホイルをかぶせて210度に温めたオーブンの中段で20分、ホイルを取り去り更に200度で10分程で取り出す。茹でたインゲン、温めておいたエビ、ムール貝を並べてレモンの串切り、パセリみじんをパラリとして熱々を食卓へ!
ちょっとひと言
明けましておめでとうございます。一年の計は元旦にあり…新年号は大型の海老をどっさり載せたパエリャで始めましょう!パエリャの種類は多く、海産物なしで野菜、鶏肉に兎肉やチョリーソ入りのバレンシア、シーフードだけのマリスコ、イカ墨だけのティンタデカラマール、ベジタリアン等ありますがMixパエリャが1番オーソドックスでしょうか。海産物は一手間かけてクールブイヨンで下茹でしましょう。マレーシアは海老の種類も多く、貝類、シャコ等トッピングが楽しくなりますね。白米は洗わずに炊くので出来ればオーガニックで。オーブンがなければアルミホイルで鍋を覆い仕上げます。今年こそパエリャを十八番にしてみませんか?
PROFILE
ドイツにも「愛は胃の腑から」という言い回しがあります。周りの人に食べさせたくて、あっという間に約30年。料理できなくなるその日まで、ハードで楽しいシェフ業を続けるつもりです。(料理研究家 佐知子)